ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

出題の傾向

みなさん、こんにちは。
再来週は本試験になりますが、試験勉強は順調でしょうか。

試験は(特にFP試験は)年3回も実施されるので
出題傾向が年1回の試験よりも把握しやすい、と思います。

そして、その出題傾向は、FP講座の講師だから把握している、
というものでもなく(把握していて当然ですが)、
数年分の過去問題を何回も解いていると、受検生自身もなんとなく
「繰り返し何度も出題されている問題」

「たま~にしか出題されない問題」

「めったに出題されない問題
というぐらいの判別はできるようになります。

受検生自身がこれに気が付くとどんな効果があるのか、というと
「この問題は、何度も問われているから正解できないといけない」
というような、出題項目ごとの重要度が自分で判断できるようになります。

人から言われて「正解しなくては」と思うのと
自ら「正解しなくては」と思うのとでは、
同じことを思ってもその効果は大きく異なります。
当然ながら後者のほうが断然実力に繋がります。

試験前にいつも感じるのですが、
講師というのは何もできないものだな・・・
と思います。
子を見届ける親のような気持ちと同じで、
受検生本人が自分でがんばってなんとかしないといけない。
それを横で静かに見守るしかできません。
歯がゆいですが・・・

試験を受けて合格するのは「自分」しかいませんから
試験まであと少し、とにもかくにも
がんばってほしいと心から思います。