ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

2016年9月FP3級実技試験 コメント

みなさん、こんにちは。
主観ではありますが、
先日の3級実技試験のコメントをしておきたいと思います。

<個人資産相談業務(きんざい実技)>
いつもと違う角度から投げかけてくる問題、
意地悪なひっかけ問題が数問ありました。
正解するのにちょっと時間がかかったかもしれません。
もしくは、まんまと罠にはまった方もおられたかもしれません。

とはいえ、大半が過去問題の類似問題ばかりでしたから
きちんと過去問題で繰り返し演習をしていた受検生であれば
確実に正解できる問題を確実に得点源にして、
合格ラインを突破できたのではないかと思いますが、
そもそも全部で15問しかありませんから
正解しなくてはならない数としてはそれなりに
正解しないと合格ラインに到達できませんよね。

日本FP協会実施の実技試験と比較すると
ちょっと大変な回だったかもしれません。

<資産設計提案業務(協会実技)>
いつもよりガゼン正解しやすい内容だったと思います。
とくにコレといったひねりもなく、
応用問題もなく、
意地悪な問題もなく・・・
受検生にとってはラッキーな回だったと思います。

3級の実技試験は、きんざいか日本FP協会か、どちらかの実施試験を
受検申込み時に選択する必要がありますが
どちらを選択するのかにより合否に影響が出てくるような場合もあります。

しかし、どちらを受検するにしても、
結局のところ、過去問題を何度も繰り返し解いて、問題そのものに慣れて
かつ、「理解」することに少し意識を向けてみると
「慣れ×理解」の相乗効果で、より合格にぐっと近づけると思います。

とにもかくにも、「過去問題」はFP試験においてとても重要です。