2012 / 08

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2012/08

「色を食べる」

13:27:44 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

残暑厳しき折、食欲が落ちることも多いですよね。

ヘルシーな食について調べていた所、
「色を食べて運気をアップする」という提案をしている方がいらっしゃいました。
一日のうちに5色を食べて、運気を上げる、というもの。

5色とは、白赤黄黒青(緑)、の、五行思想にまつわる5色ですが、
それぞれ、白はお肉、赤は果物類、黄は炭水化物と乳製品、豆類、黒は魚介と海藻、
青は野菜を意味していて、これらを一日のうちに5色全て食べることで、
健康も運気もよくなるとのことでした。

よく、お弁当にも5色、といわれるので心がけたことはありましたが、
運気も上がって、しかも一日に5色であれば、実践してみたくなります。
単純に色がきれいだと、美味しそうに感じますね。

よくできたもので、夏野菜には、赤黄オレンジと緑が鮮やかなパプリカ(ピーマン)
やトマト、ズッキーニなど綺麗な色が揃っていて、食欲が落ちても、
色のきれいさで食欲を呼び覚ますことができそうですね。

暑さに疲れた身体にも、運気上昇のためにも、「色を食べ」て元気でいたいと思います。


避暑地の代名詞ともいえる、軽井沢を訪ねた時のこと。

なんとなく街の雰囲気が落ち着いているような印象を持ち、眺めていた所、
看板の色の違いに気がつきました。

それは、長野県の「軽井沢町で看板を出すときのきまり」にある条例で、
「豊かな自然と調和した美しい軽井沢町の風景と調和するものとする」ため、
色に規制が設けられていることからとのこと。

これまでも、京都で、赤と黄色のハンバーガー店の看板が、
茶色とからし色に変えられている様子は目にしたことがありましたが、
軽井沢でも、高彩度のものはモノトーンへ、明度と彩度を下げて、
使用する色を反転させて面積を変えるなどの規制によって、
看板の色が他とは変化しているようでした。

例えばコンビニエンスストア、「ロー○○」軽井沢借宿店では、
昨年末に、使用するブルーを、彩度を下げた紺に変えたとのこと。
その他、ファーストフード店やガソリンスタンドも、白の分量が多くなったり、
色みが無くなっていたりする変化が見受けられました。

景色と調和するための彩色、ということですが、
なんとなく物足りなく感じる自分が、ちょっと悲しく感じながら眺めておりました。


13

2012/08

細やかな彩り

13:07:21 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

先日、テレビで、子供たちが家族の色を決め、
自分たちで染色するというテーマの番組を見ました。

農業を営む家族のお子さんは、稲穂の黄金色、光る草色をイメージして
家族の色を選び、「輝草色」(きくさいろ)と名付けました。

お母さんが体調を崩している子は、お母さんが元気になることを祈り、
お母さんの好きな夕焼けの色、明るく笑ったお母さんの色を「明笑色」(めいしょういろ)と名付けていました。

染色家の工房で自然の草木から作られた染料で自分のイメージに近づけるよう
何度も染め直して、自分のイメージの色を作っていく様子が描かれていました。
その染色家の工房では、染料と染料の組み合わせやその濃度で無限に色を生み出すということ。

その後、宮本輝さんの小説を読んでいたら、
その染色家をモデルにした人物が登場していました。

「この工房で一番の腕ということは、世界で一番ということ」
という一文に、番組で見たその方の姿がよみがえりました。

染色家、吉岡幸雄氏は、日本人の色の感性について、
山や木や草の移ろいをどうとらえるか、自然への色彩感は日本人特有のものであり、
細やかな彩りへの感性を失わないでほしい、と述べていらっしゃいました。

「細やかな彩り。」
私も、その自然の色の微細な移ろいを楽しむ感性を、いつまでも大切にしたいと思いま
す。


06

2012/08

目で「涼しい」もの

13:02:50 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

今年の夏は暑いですが、夏バテで食欲が落ちたりしていませんか。
日本人は、まず目で見て料理を楽しむと言われています。
和菓子などにも、季節感たっぷりのものが多いですよね。

先日、透明な寒天をお水に見立て、中に餡の金魚を閉じ込めた京生菓子を頂きました。
とても涼やかで、五感をフルに使う季節の楽しみ方を満喫しました。

涼しげな金魚、といえば、美術作家、深堀隆介さんの作品をご存じでしょうか。
樹脂にアクリル絵の具で彩色し、何層にも塗り重ねて創られる作品で、
上から見るとまるで今にも泳ぎだしそうな金魚の姿が見られます。

今年も引き続いて節電の夏。
こんなふうに、五感から涼を感じるのも、粋かもしれませんね。