2013 / 08

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2013/08

科捜研の「色彩認証」

0:00:59 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

「科捜研の女」というドラマはご存知でしょうか。

警察の科学捜査研究所で働くメンバーの活躍が見られるドラマで、広く知られる指紋から犯人を割り出したり、DNA鑑定が一致したら犯人と断定されたり、
書いた文字が同じ人の手によるものかどうかを調べる筆跡鑑定などなど、その方法はさまざまです。

以前放映されたドラマの中で、「色彩認証」なるものがあることを知りました。

防犯ビデオに残されたいくつかの映像で、特定の人物がどんな服を着ているかが映像で分かり、映像が撮られた時間が約一時間の間という短時間であれば、
太陽光にほとんど変化はないため、映像に顔や歩く姿が映っておらず、顔認証や歩容認証が不可能でも使うことのできる鑑定だそう。

人間を色の集合体と捉え、そこに含まれるさまざまな色の分量と種類で照合するシステムなのだそうです。

日本の警察の優秀さは広く知られていますが、そんなところにも、色は役立っているのですね。


夏の日差しは、美容にとっては大敵らしいですね。
女性のおそれる、シミやしわの原因のほとんどは、紫外線によるものだとか。

植物や人の骨の生成に有用な紫外線も、美容のためにはできるだけ避けたいもの。

美容に気を遣われている皆さまは、どんな方法で紫外線対策をしていらっしゃいますか。

紫外線を浴びないためには、日焼け止めクリーム、サングラス、帽子、日傘、手袋、などがありますが、かつて日傘は、その涼しげな見た目から、白が一般的でした。
ある時、実は紫外線カット効果の最も高い色は黒である、という報道があり、この十数年は、黒い日傘や手袋が一般的になりました。

ところが、「布のUV防御」に関する研究で、さまざまなデータを分析した結果、染色布のUV―B波のカット効果が最も高いのは、黄色、その次が赤、そして黒と青が続く、ということが分かったのだそうです。

基本的に、UVカット加工を施した布地なら、効果に大きな違いはないようですので、これからは選択肢が広がるのでしょうか。

黄色い日傘、残念ながら私はまだ見かけたことがないのですが、日傘のカラーバリエーションが増えると、夏のお出かけも少しは涼しげに楽しくなりそうですね。


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2013/08

野菜の生育に関わる色

0:00:13 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

前回もこの夏の猛暑にふれましたが、気候のためにお野菜のお値段が高騰しているというニュースを目にします。

夏前に、ある会社の発光ダイオードを使った農作物栽培に関するニュースを見ました。
苗を栽培用の棚に移してから、約2週間で葉野菜(リーフレタスなど)を収穫できるとのこと。

興味深かったのは、野菜の生育に使われるLEDの色は、赤と青のみ、ということ。

記憶が定かでなくて恐縮なのですが、赤か青のどちらかが野菜の生育に関わり、どちらかが野菜の栄養をつかさどる役割をするのだとか。

今後、色によって、野菜に含まれる栄養をコントロールしたり、人の病状に合わせた野菜を作ったりすることができるようになるのだと聞きました。
色のもつ力の大きさを実感するニュースでした。

猛暑で野菜の生育に問題のあるこの時期、大変有り難い技術ですね。


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2013/08

熱交換塗料

0:00:33 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

今年の東京は、梅雨明けからいきなり猛暑となりました。
風があっても、気温と湿度が高く、エアコンの室外機から出る熱風のようで、外に出るのをためらう気候です。

そんな中、熱交換塗料、なるものを知りました。

これは、太陽の熱を、運動エネルギーに変化させ、熱でなくしてしまうという新しい技術。
塗膜により、熱そのものを消し、10℃前後、温度を下げる効果があるということです。

それまでも、熱を反射させて表面の温度が上がらないようにする塗料はあったようですが、
反射された熱は空中に放出され、大気の温度は上がってしまうので、この熱交換塗料の、消熱作用は大変優れたもののようです。

小学校のプールサイド、コンテナハウス、事務所の屋根などに塗装することで、暑さも熱さも和らぐとのこと。

ちなみにカラーバリエーションは、あらゆる色の選択ができるそうです。

明度の低い色は単純には温度に関わりがありそうですが、色による性能の差はほとんどないとのこと。

色彩の世界では塗料というと、見た目だけが取り上げられているので、塗料の「機能」面での優れた点を知ることは、私にとって大きな発見でした。