2015 / 09

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2015/09

ホテルオークラ

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1962年に開業といわれる東京港区のホテルオークラが改築されると聞き、
その姿を思い出にとどめるべく、訪ねてまいりました。

和のしつらえの美しい印象がありましたが、
改めて見学してみると、灯りの美しさ、
光の取り入れ方がその雰囲気をつくり出していることに
気付かされました。

谷崎潤一郎氏の随筆、「陰翳礼讃」にあるように、
絶妙な光の操り方によって、あの静けさが醸し出されているのだと感じます。

障子越しの日の光、赤と青に色分けされたタイルの壁を照らす灯り、
天井からの和紙を通した照明器具の光、
そしてニューススタンドの、古き良き日本の光と影のたたずまいに、
日本を代表するホテルとしての風格が宿っていました。

この9月より、取り壊される本館。なんだか少し、残念です。


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2015/09

九谷焼の魅力

0:00:31 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

金沢を訪ね、九谷焼の色あいの美しさに興味を持ちました。

九谷焼の特徴は、『赤、黄、緑、紫、紺青』の、
五彩手(通称を九谷五彩)という彩りと、
絵付けによる絵模様にあるといわれるそうです。

さらに、その絵模様の色合いの美しさは
「上絵付け」と言われる技法によるものだとか。

上絵付けとは、本焼きした陶磁器の釉薬の上に、
さらに顔料で紋様を描き、もう一度焼くもので、
有田焼もこの技法が使われているそうです。

そしてその九谷の色柄装飾は、
「上絵付けを語らずして九谷はない」と言われるほど。

絵付け体験もできるようですが、九谷美術館を訪ねた際、
パソコンでできる絵付けのシミュレーターが
非常によくできていて興味を持ちました。

九谷でよく用いられるパターンを選び、
色をつけて、窯の温度や時間を選ぶと、
出来上がった絵模様が現れるという仕組み。

家にあのソフトがあったら、
気に入った色合いが出るまで何時間も取り組んでしまいそうで、
陶芸家の思いに、少しだけ共感することができました。


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2015/09

金沢21世紀美術館

0:00:10 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

金沢のほぼ中心にある、
21世紀美術館は、現代美術作品を主に扱う美術館です。

ガラスと白い壁からなる建築は、それ自体が現代美術のよう。

設計したのは妹島和世と西沢立衛のSANAAと呼ばれる2人で、
この美術館の設計によって、
ヴェネツィア・ビエンナーレ 第9回国際建築展の最高賞にあたる、
「金獅子賞」を受賞しています。

特に興味をひかれたのが、美術館の外にある、
オラファー・エリアソンという方の作品、
「カラー・アクティヴィティ・ハウス」。

減法混色の三原色、シアン、マゼンタ、イエローの3色の色ガラスが、
渦を巻くように設置された作品です。

それぞれの色が微妙に重なり合うように設置されていて、
マゼンタとイエローが重なった部分は赤に見え、
イエローとシアンが重なった部分が緑に見え、
自然に減法混色が体験できるもの。

夜には中央の白いボールが光源となるようで、
その様子も見てみたかったなと思っています。


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2015/09

夏休み、金沢へ

0:00:54 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

金沢に行ってまいりました。

新幹線開通で、東京からのアクセスが良くなり、
訪れた方も多いかと思います。

金沢駅は、アメリカの旅行雑誌Travel & Leisureで、
世界で最も美しい駅14選に入選した、日本で唯一の駅。

その鼓を模したといわれる
「鼓門」の絶妙な造形に代表されるかのように、
さまざまな工芸品の美しさが際立つ街でした。

お土産の専門店をのぞくと、
焼き物、金箔細工、加賀友禅、そして名菓のパッケージまで、
金沢らしいエッセンスにあふれています。

そしてそれぞれの色合いの美しさに、
いつまでも眺めていたい思いにとらわれ、
お土産選びもじっくり時間をかけた楽しいものになりました。

そして新鮮な海産物。
お気に入りの地がまた増えました。