2016 / 04

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。

赤と青は、心理実験に最もよく使われる色です。
今回は、その実験に関する話題です。
テキストを振り返って、赤と青の心理効果を確認してみましょう。

先日訪れたバウハウスコレクションの方に、面白いお話を伺いました。

バウハウスと色との深い関わりについてお話をうかがっていた時、
以前、ミサワホームの会議室を2つ、内装の色を変えることになった時のこと。

面白いので実験的に、内装を変える全段階として、
一つを青に、一つを赤に塗り分けてみて下さい、
とご依頼したのだそうです。

そこで会議をしたらどうなるか、結果を見てみたいと思っていたら、
青い部屋は無事完成したのですが、赤い部屋は、職人さんが、
赤では会議をするのに落ち着かないだろうと、赤茶色に変更して仕上げたのだとか。

知恵や経験を、仕事に反映するのが職人さんの技量ではありますが、
残念ながら、実験はかなわなかったのだそうです。

色の現場で働く人の色々、私にとってはかえって興味深い結末でした。


20

2016/04

黒いカラス

8:21:45 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。

減法混色が、学習に出てきますね。
今日は減法混色の理論が出てくる昔話について取り上げます。

カラスはなぜ黒いのか、という昔話をご存じでしょうか。
昔、鳥は全て、羽の色が白一色でした。

そこで、フクロウが、それぞれ好きな色に羽を染めることを提案し、
染物屋となりました。

染物屋は大繁盛し、シャープに飛ぶ姿のツバメは白と黒、
田んぼの稲穂の間で目立ちにくい色のスズメ、などが誕生します。

忙しくなった染物屋のフクロウの所に、カラスが表れ、
次から次へと注文を出しました。

ここは赤に、ここは青に、と染めているうち、
とうとう、全ての染料が混じって、
黒いカラスとなってしまった、というお話です。

おちとしては、真っ黒になったことが気に入らないカラスを避けるために、
フクロウはカラスの寝ている時間にしか活動しなくなった、というもの。

幼いころ、光の色を全て混ぜると白になる、
と聞いた時は感動を覚えたものでしたが、
全ての染料を混ぜると黒になる、
というのは、昔話の中にも常識として出てくる事象なのですね。

そんなことから、子どもたちの色への興味が広がったら、そんなに嬉しいことはありません。


13

2016/04

ボッティチェリ展

8:20:50 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定試験受験のための学習に役立つものの一つが、絵画展に行くことです。

学習で得た知識がしっかり身につくのではと思います。
今回は、東京都美術館にて開催されている、ボッティチェリ展に行ってきました。

フィレンツェのウフィッツィ美術館で見た
「ヴィーナスの誕生」は来日を果たしていませんでしたが、
聖母マリアや神話を題材にした絵画の数々は圧巻でした。

ボッティチェリの作品の多くはテンペラ画で、
板に描かれている繊細なものが多いため、
まとまって日本に運ばれることは今までなかったのだとか。

これだけ多くのテンペラ画が集まるのは、
これが最後かもしれないという方もいらっしゃいました。

検定試験のテキストにも、聖母マリアの外套は青で描かれるとありますが、
まさに青い外套をまとった聖母マリアの多くの作品を、じっくり体感することができました。

油絵より手間のかかるテンペラ画であるが故、
ビロードの光沢感の表現、光と影の表現がより際立つ、作品の数々でした。


06

2016/04

バウハウス

8:19:45 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。

日々、頑張っていらっしゃいますか?
知識は、毎日の積み重ねです。小さなことでも、毎日少しずつ学習するようにしてみて下さい。

デザインの歴史を語る上で欠かせない、バウハウス。

そのバウハウスについての展示が見られる、
ミサワホームの「バウハウスコレクション」を訪ねました。

3月4日まで開催されていたのは、「バウハウス前、バウハウス以後」。
バウハウス開校前のデザインと、バウハウス開校後のデザインを比べることで、
いかにバウハウスの影響が大きかったかを体感できるような展示でした。

そこで知ったことは、アジアの中で日本だけが、
バウハウスの教育に着目し、日本から留学者を送っていたこと。

日本のデザインのレベルを引き上げるべく、バウハウスのノウハウを学んだからこそ、
現在の日本のデザインの力があることは、今まで全く知らなかったことでした。

バウハウスコレクションは、展示開催の時期のみ入館が可能です。

バウハウスのエッセンスがぎっしり詰まった空間です。