ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

IR情報の確認の仕方について

皆さん、こんにちは。
講師の伊藤です。

今月二回目は、IR情報の確認の仕方についてお話しします。

■IR情報(株主・投資家情報)には企業の投資家向け情報が満載
インターネットを利用して「IR情報」をチェック、理解できるようになれば、
皆さんはもう立派な投資家としてデビューすることができます。
細かい点は最初のうちはあまり気にしなくてもよいですから、
まずはIR情報をチェックして、何か新しい情報が発表されていないか探索してみましょう。

IR情報を見ることで、決算の状況であったり、業績予想の修正、買収などのM&A等の情報を見ることができます。

■その日にあったIR情報を入手したい場合には
それでは、過去の情報ではなく、その検索した日に公開された情報を得たい場合にはどうすればよいでしょうか。
その1つの方法に、日本取引所のホームページにある「適時開示情報閲覧サービス」を見る方法があります。
ここには、証券取引所(東証、名証、福証、札証)の上場会社が開示した投資判断上重要な会社情報が掲載されています。
買収や合併、資本業務提携、株式分割といった重要事項は、その後の株価に大きな影響を与える可能性があります。
そのため、毎日夜にでも何か新しい情報は公表されていないかどうか確認しておくとよいでしょう。

<予想問題>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の各文章を読んで、正しいものまたは適切なものには①を、誤っているものまたは不適切なものには②を、解答用紙にマークしなさい
【問題1】
土地の譲渡に係る所得については、その土地を譲渡した日の属する年の1月1日における所有期間が
10年以下の場合には短期譲渡所得に区分され、10年を超える場合には長期譲渡所得に区分される。

<解答> ×
短期譲渡所得ならびに長期譲渡所得の区別は、その土地を譲渡した日の属する年の1月1日における所有期間が5年以下か5年超かでわけられる。

【問題2】
贈与税の申告書の提出先は、原則として、贈与により財産を取得した者の納税地の所轄税務署長である。

<解答> ○
贈与税の申告書の提出先は、原則として贈与を受けた者の住所を管轄する税務署となります。
平成24年分の贈与税の申告から、e-Taxを利用して申告書の提出が行えるようになっています。

それではまた次回、お楽しみに★