行政書士講座の講師ブログ

市民相談と高齢化社会

みなさん、こんにちは。フォーサイト専任講師の福澤です。

季節の変わり目で、風邪など引いていませんか?
私は、先日、インフルエンザの予防接種をしてきました。
備えあれば憂いなしですよ。

今回は、行政書士会の活動のお話です。

行政書士会は、公的な士業の団体として、
地域の自治体などとも協力して活動しています。
地域によって、その活動には種類がありますが、
私の所属している支部では、各市の市役所で無料相談を行っています。
これは、市役所のサービスの一環を、行政書士会が担っている形になります。
私も、何度も相談員として参加しています。
ご相談者の中には、色々な悩みを抱えた方がいらっしゃいますが、
市民相談で多いのは、相続や遺言、成年後見などに関する相談です。
やはり、高齢化が進んでいるのか、
認知症や死後の法務に関するご相談が、非常に多いという印象です。

なかでも、最近は、後見制度に関する事例が多くなっています。
通常の後見制度の利用に関するご相談も多いですが、
中には、相続の相談だと思って伺っていると、
推定相続人の一人が認知症となっているようなケースも多いです。
今後も、このような相談は増え続けるのだろうと感じています。
高齢化社会というのは、まだまだこれからなのだと実感させられる仕事です。

11月になり、めっきり寒い日が増えました。
体調管理に気をつけて、元気に勉強しましょうね!