ITパスポートのスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。 
ITパスポート講座担当の小野です。
徐々に涼しい時期になってきました。体調管理には気をつけていきましょう!

今月は採算性計算に関するご質問を取り上げます。
以前も取り上げた問題ですが、ご質問が多いので、再度取り上げたいと思います。

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(解説)
採算性とは、投資した額より多くの効果を得られるかどうかを意味します。
100万円の機械を購入して、今まで人手を使って処理していたことを機械によって処理することになった結果、
人件費を150万円節約できるのであれば、「その機械への投資は採算が取れている」と表現します。
企業にとってみれば、100万円の支出があるのですが、150万円の支出を節約できたので、差引で50万円節約できたことになるからです。

そこで、本問でも投資額と得られた効果を比較して、効果のほうが大きければ採算性があると判断します。

(1)Aについて
Aは最初に250百万円の投資(支出)が必要です。かつ、毎年その10%(25百万円)のメンテナンス費用が必要です。
よって、Aへの投資額は250百万円+25百万円×5年=375百万円となります。
一方、Aから得られる効果は毎年80万円分だそうですから、80百万円×5年=400百万円です。
よって、Aの採算性=400百万円-375百万円=25百万円となり、採算がとれます。

(2)Bについて
Bは最初に450百万円の投資(支出)が必要です。かつ、毎年その10%(45百万円)のメンテナンス費用が必要です。
よって、Bへの投資額は450百万円+45百万円×5年=675百万円となります。
一方、Bから得られる効果は毎年140万円分だそうですから、140百万円×5年=700百万円です。
よって、Bの採算性=700百万円-675百万円=25百万円となり、採算がとれます。

(3)Cについて
Cは最初に700百万円の投資(支出)が必要です。かつ、毎年その10%(70百万円)のメンテナンス費用が必要です。
よって、Cへの投資額は700百万円+70百万円×5年=1,050百万円となります。
一方、Cから得られる効果は毎年200万円分だそうですから、200百万円×5年=1,000百万円です。
よって、Cの採算性=1,000百万円-1,050百万円=△50百万円となり、採算がとれません。

ということで、選択肢アが正解ですね。



小野正芳

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