皆さん、こんにちは。
ITパスポート講座担当の小野です
徐々に寒い時期になってきました。体調管理には気をつけていきましょう!
今回はよくあるご質問のうちMTBFについて取り上げましょう。
MTBFは信頼性の指標です。
企業で使用するシステムは「止まらないこと」がとても大切です。
銀行でのお金のやりとりにコンピュータは欠かせません。
コンピュータが止まったら、私たちはATMでお金を引き出すことができなくなり、
とても多くの人々を混乱に陥れます。
コンピュータが「止まらないこと」はとても大切なんですね。
そこでITパスポート試験では信頼性の指標として“MTBF”について学習します。
一般に、MTBFは、日本語で言うと“平均故障間隔”であり、
「再開から次の故障までの時間の平均」と説明されますが、
これがなんだか分かるような分からないような説明ですよね。
これを図示すると次のとおりです。
あるシステムが次のように稼働したとしましょう。
上記のように「再開から次の故障までの時間」というのは、
「稼働している時間」と同じ意味です。
ですから、
MTBFが大きければ大きいほど全運転時間に対する稼働時間の割合が高い=止まる可能性が低い
ということになるわけです。
言葉って難しいですね。