ITパスポートのスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
ITパスポート講座担当の小野です。
もう12月なのか…。年のせいか、1日が8時間くらいしかないような感じで、
とても時間が速く過ぎていってしまいます(悲)。

ブラック企業。人手不足のため一時期ほどではないにしろ、
まだまだ労働者を苦しめているケースが多々あるようですね。
労働者としてとても気になりますし、ITパスポート試験では派遣や請負といった労働形態に関する設問もあり、
関連する問題としてとても気になるところですね。

すべての労働者が会社をやめる選択肢をもっていれば、
この世にブラック企業は存在し得ないのだと思います。
しかし、様々な事情でやめることができない労働者が少なからず存在します。
本当はやめたいけれどもやめることができない労働者がいるから、
そこから搾取しようとするブラック企業が存在しうるのでしょう。

では、どうすればブラック企業が存在しない社会を作れるでしょう?

いうまでもなく、労働者が経営者に対抗できる能力・環境を得ることでしょう。
労働者個人としては、必要最低限の知識・スキルを持ち、
必要であれば勤務先を変えること(転職)ができる能力を持つことが欠かせません。

ただ、必要に応じて勤務先を変えることができる仕組み(労働市場)が整備されていることが前提です。
どれだけ能力があっても転職するための市場がなければ、
現在勤めている会社でどれだけ搾取されても抜け出すことができません。 

もう1つは情報公開+事後チェックを前提とした労働者保護法制が必要でしょう。
でも一律に労働時間を決めたりするのは誰にとっても不幸です。
自分を成長させるために、たくさん稼ぐためになどいろいろな理由でたくさん働きたい人もいます。

一方で、仕事はそこそこでいいので、という人もいるでしょう。
ですから「うちの会社はこういう理由でこんな働き方をしてもらいます」
ということを公開して、それに基づくチェックが行われる仕組みを導入できれば、
その公開宣言に納得できる人がその働き方をできる環境によって労働の満足度が高くなり、
生産性も上がるのではないかと思います。

ただし、きちんとチェックする仕組みがないと、「話と違う」ということになってしまい、
うまくいかなくなるでしょう。

日本社会は検証をあまりしない社会だと思うので、
その辺をきちんと押さえるとうまくいくような気がします。

個人個人が自らの能力を上げ、その能力を生かす場を保証する仕組みを作っていくことが
ブラック企業をなくすために必要なことでしょうか。



小野正芳

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