ITパスポートのスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
ITパスポート講座担当の小野です。
寒い日が続きますね。絶対に体調は崩さないように!

今回は、よくあるご質問のうち、DNSサーバとDHCPサーバの違いについて取り上げたいと思います。
PCをインターネットに接続し、どこかのHPを閲覧している場面を想像してください。

インターネットに接続して、ネット上の誰かとデータをやりとりするためには、
自分のネット上の住所(ネットのどこに接続しているかの情報)を、データをやりとりする相手に教えなければなりません。
自分の住所を教えなければ、相手はデータを送信先がわからず、データを送信できないからです。
その住所にあたるのがIPアドレスです。
 
しばらくメインで使われていたIPv4というルールの元では約42億個のIPアドレスしか作り出せませんでした。
しかし、ネットワークに接続したい端末は42億個を超えていました。

そこで考え出されたのが接続するときだけ一時的にIPアドレスを取得する方法です。
私たちがPCやスマホでインターネットに接続するときには必ずプロバイダを経由することになります。
プロバイダは使えるIPアドレスを一定数保有しています。

そこで、利用者がネット接続をしたいと申し出た(端末がインターネットに接続しようとする=PCの画面でinternet explororなどを起動する)ときに、
プロバイダが管理しているIPアドレスを一時的に貸し出す仕組みが作られました。
プロバイダが利用者に一時的にIPアドレスを貸し出す(割り振る)作業を行っているのがDHCPサーバです。
私たちが様々な端末でネット接続しようとするたびに、一時的にIPアドレスが貸し出されますから、
ネット接続するたびに異なるIPアドレスがその端末につけられます。

IPアドレスは12桁の数字で表されています。例えば、192.168.001.001といった具合です。
コンピュータはこの数字を使って相手のコンピュータと通信をしています。しかし、私たち人間にはわかりにくいものです。

そこで、私たち人間が通信先コンピュータを特定するものとして使われるようになったのがURLです。
弊社のURLはwww.foresight.jpです。数字の羅列よりわかりやすいですよね。
今は検索エンジン(yahooなど)が発達したのでブラウザでURLを直接入力することは少なくなりましたが、
インターネットが使われ始めた頃は検索エンジンなどありませんので、
相手先URLを直接入力することが一般的でした。
そのため、数字の羅列(IPアドレス)ではない、URLが考え出されたというわけです。
 
このようにIPアドレスとURLは、基本的には同じもの(ネットに接続している端末のネット上の住所)を別に表現しているだけです。
私たちはわかりやすいURLをブラウザに入力しますが、コンピュータはIPアドレスを使って通信しています。
したがって、URLをIPアドレスに変換する仕組みが必要です。
それを行っているのがDNSサーバです。DNSサーバは国立情報学研究所などの機関が設置・運営しています。

私たちがブラウザにURLを入力すると、
・ブラウザがDNSサーバにアクセスする
・ブラウザがDNSサーバからURLとIPアドレスの対応表を取得する
・ブラウザが入力されたURLをIPアドレスに変換する
・変換後のIPアドレスをたよりに、通信先と通信を開始する
という手順で、私たちのPCの画面に、接続しようとしているHP画面が表示されます。

このように、
・DHCPはIPアドレスを個々の端末に貸し出す(割り振る)サーバ
・DNSはURLをIPアドレスに変換するサーバ
と理解しましょう。



小野正芳

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