簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
寒い日が続いていますが、カゼなどをひかないように、
体調管理に気を付けていきましょう!

昨年末に文科省より「子供の学習費調査」が公表されました。
幼稚園から高校まで公立と私立に分けて、様々な学習費がいくらかかっているかを調査したもので、
2年おきに公表されています。
教育無償化が議論されている最中ですし、
2人の子どもをもつ親としてはとても気になる調査です。
ということで、ザッとみてみましょう。以下の表では、

学習費総額(オレンジ)=学校教育費(青)+学校給食費(青)+学校外活動費(青)
学校教育費=授業料+その他の学校納付金(+その他)

という関係になっており、内訳(無色・緑)については金額の大きなものだけをピックアップしています
(原データは 「政府統計の窓口」よりダウンロードできます)。

まずは、幼稚園から見ていってみましょう。

boki2-1

総額では私立のほうが倍くらいの金額となっています。
ただ、多くの自治体では、私立幼稚園に通う園児をもつ家庭に助成金を給付しており、
私立に通っていても、実質的にはほぼ公立なみの授業料になります。

ただ、この助成金は家庭の年収によって異なりますから、調査の中では授業料から差し引かれていません。
よって、表中の私立の授業料は定価であり、実際に各家庭が支払う授業料は助成金分だけ差し引かれた金額となります。
この点に注意が必要です。また、自治体によっては公立幼稚園がありません
(私の住んでいる地域では私立幼稚園のみ+助成金方式)。

したがって、私立に通わせているから裕福な家庭とは限らないのですが、
それでも私立幼稚園に通わせている家庭では芸術文化活動やスポーツ・レクリエーションにかける費用が
公立に通わせる家庭よりも大きくなっています(表中の緑の網掛け)。
塾にかける費用は公立・私立でほとんど違いはありませんでした。
よって、幼児教育は教養教育が中心的ということなのでしょう。

他にも学校納付金や教養・その他の部分で比較的大きな違いがありますが、
授業料・学校納付金を除くと、ほぼ、芸術文化活動・スポーツ・レクリエーション活動費の違いが
大きな違いとして認識できますね

なお、文科省調査なので、厚労省管轄の保育園に関する金額がないところがいたいところです・・・。
縦割りの弊害かと。



小野正芳

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