簿記講座の講師ブログ

隣人と仲良く付き合っていけるのでしょうか

 皆さん、こんにちは。

 さて、隣人と仲良く付き合っていけるのでしょうか?

 そう、中国のことです。尖閣諸島の事件を発端にして、中国の恐ろしさをあらためて実感した方も多いのではないでしょうか。事件の決着について、いろいろなことが報道されていますが、実際のところはどうなんでしょうね。まるでスパイ映画みたいな世界が展開されたのかもしれませんよ。

 シナリオ1 報道されたように、地検が「日本の国益を考えて」船長を釈放した。
 
 報道されたように、このことが本当ならば日本政府は非常に危険な状態にあるのではないかと思います。今後は、中国にやりたい放題やられて、そのうちロシアも日本進出なんてことになるかも、と思うくらい危険な状態だと思います。

 シナリオ2 実は、裏取引が成立していて、中国をたててあげている。

 こちらのシナリオであることを願わずにいられません。
一般的なイメージとしては中国の方は自分の権利を主張し、日本人は何かされてもじっと耐えているというイメージですね。報道もされていますが、中国では貧富の差が非常に大きくなっていて、低所得者層の怒り(権利主張)が中国政府に来ないように、外側に仮想敵を作り出すことによって、中国国内に混乱が起きないようにしているそうです。

 そこで、日本政府はあえて仮想敵になってあげ、中国国内の低所得者層の敵となって、中国政府に貸しをつくり、そのうちその貸しを回収するのではないかということです。とりあえずポーズとしてレアアースの輸出禁止をしてみたりしたのではないかということです。

 もし、こちらのシナリオであれば、日本政府もなかなかやるじゃないという評価になるはずです。いってみれば「損して得取れ」みたいな状態になったのですから。ただし、その後の報道を見る限り、こちらのシナリオである可能性はそれほど高くなさそうな気がしないでもないですが、それでも日本人としては日本政府の有能さを信じたいと思います。「戦略的互恵関係」というなんだかわかるようなわからないような概念に「損して得取れ」的な内容が含まれていることを祈るのみです。