簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

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2018/04

3級の試験範囲の変更!

9:53:37 | 未分類 |

皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
春満開! ちょっと緩む心を引き締めていきましょう!

またです! 試験範囲が変更されることになりました!
平成31年6月試験から適用されるます。
2級の変更が3年がかりで変更終了したばかりなのに、またですか! 

今度は3級の変更がメインです。
これまでは3級では個人事業主の簿記でしたが、
今後は小規模な株式会社の簿記となります。
ビジネススタイルの変化に適合するためということが変更の理由です。

起業(スタートアップ)が多くなってきたからでしょうか。
他にも最近の経済環境の変化などに合わせるために
いくつかの項目の扱いが変更されていて、
その多くが3級に関連するものです。

ただし、2級の内容が3級におりたり、3
級だった内容が2級からの出題になったりする関係で、
一部2級にも影響が及びます。

boki2



皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
突然冷える日が来たりします。絶対に体調は崩さないように!

2月に行われた第148回簿記検定試験のデータが公表されました。

3級の合格率は48.9%でした。
3級でははじめて見るような言い回しがいくつか出てきましたが、
全体としてはとてもオーソドックスな問題で
過去問中心に勉強してきた方にとっては
とても取り組みやすい問題であったと思います(3/13付けブログ)。

ブログに書いたとおり、皆さんに取って取り組みやすいだったのでしょう。
高い合格率ですね。
3級という入門編の試験では、20~30%といった合格を出してしまうと、
勉強のモチベーションが下がってしまいます。
受験生が減るということは会計の仕事を支える人材を育成できなくなるということなので、
できれば今後もこのくらいの合格率が維持されるといいなぁと思います。

2級の合格率は29.6%でした。
第148回試験では、第3問をまるまる使った連結決算の問題が出題されてしまいました。
ただし、第3問が難しめであった一方、第2問・第4問・第5問の難易度は低めで、
全体の難易度としてはバランスが取られた試験でした(3/13付けブログ)。

受験生の皆さんも第3問を後回しにして、
第2問・第4問・第5問に先に取り組み、
確実に得点された結果でしょうか、合格率は過去の平均的な値となりました。

連結フルバージョンの決算の問題が出題されたにしてはまずまずの合格率だったと思います。

実際の会社の中で会計に関連する業務を担うためには
最低でも2級レベルの知識・技術が必要だと思われます。

その意味では2級の合格率ももう少し高め(30~40%くらい)になるといいかなぁと思います。
そうでないと、「受けよう!」という気にすらならないからです。
しかし、その一方であまり勉強しなくても合格する試験だと意味がありません。

初級編である3級は簿記の勉強をする裾野を広げるために戦略的に合格率を上げて、
そこでモチベーションを高めた人(ある程度勉強する人)が
多く2級の勉強に進むという好循環ができることを願います。



皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
お~~春だ! リフレッシュしていきましょう!

やっと乗れました! サンライズ出雲・瀬戸!
定期運行している列車の中で唯一の寝台特急です。
 
私が小さい頃(30~40年前)はたくさんの寝台特急が走っており、
「鉄ちゃん」だった私にはあこがれの的でした。
大人になったらいろんな所に旅行に行くときには必ず寝台特急に乗っていくぞ!
と心に決めていました。

しかししかし、若い頃はなかなか旅行に行くことができず(時間的、経済的!)、
少し余裕が出てきたら寝台特急がほとんどない時代になってしまいました。
だから、サンライズ出雲・瀬戸に乗ることは限りない希望だったわけです。

でも、サンライズ出雲・瀬戸は大人気でなかなか切符をとれません。
切符が発売される1ヶ月前の10時にみどりの窓口にならぶことはできない
(10時って勤務時間中・・・)ので、パックツアーにかけるしかありません。
パックツアーに申し込むこと3回目の挑戦で、今回やっと“当選”しました。

当日は、一緒に乗った2人の息子達はもちろん、私も大興奮です。
東京駅に入線する前からホームで待機して入線してくるところを写真撮影、
連結部分の通り抜け、各車両の探検など楽しすぎてたまらない様子。

ベッドに入っても車窓が気になって寝付けず、
結局は深夜1時頃まで起きていたようです(サンライズは東京駅22時出発)。

翌日朝も興奮で朝6時に起床。
そのせいで、翌日の旅行行程では、
息子達2人は移動中の車内(レンタカー)でほぼ睡眠・・・。

いろいろありましたけど、日頃すり減らしている命を洗濯できて楽しかったです(笑)。



27

2018/03

時代は変わった!

8:47:59 | 未分類 |

皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
別れと出会いの季節。悲しかったり、楽しかったり。

とうとうこういう時代になってきたのですね。
とても感慨深い出来事に遭遇しました。

私が学生で世の中の金融について勉強しているときは、
「カード払いは現金払いよりも高い」というのが常識でした。
販売店にとって見れば、お客さんがカード払いをした場合、
カード会社からお金が振り込まれるまでタイムラグがあり、
カード会社に手数料を支払わなければなりません。

ですから、販売店は、その分だけ消費者に対する売価を高く設定するため、
カード販売価格は現金販売価格よりも高いというのは当然の前提でした。

販売店にとってみれば、お客がクレジットカードで支払うと現金を管理する手間がなくなりますが、
現金を管理するコストよりもクレジットカード会社へ支払う手数料のほうが高いので、
現金払い<カード払いというのが常識だったわけです。

しかし、その常識を覆す出来事が! 

先日、旅行に行ったときの出来事です。レンタカーを借りて旅行先を回っていましたので
、レンタカーを返す前にガソリンを満タンにする必要があります。
レンタカーのお店から最も近いガソリンスタンドでガソリンを入れようとすると、
なんと現金払いが最も高いではありませんか! 目の錯覚か? 

このスタンドでは現金・電子マネー・クレジットカードが使え、
ガソリン販売価格は現金>電子マネー>クレジットカードでした。
クレジットカードの手数料が現金の管理コストや電子マネーの手数料を下回ったのですね。
 
電子マネーが普及することで、消費者の支払手段は現金・電子マネー・クレジットカードの3種類になりました。
これらが競争してくれることで我々の利用手数料はどんどん下がります。
Fintechが発展することで私達の支払手段コストはもっともっと下がりそうです。

いい時代だ!



皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
だんだん、春っぽくなってきました。眠くならないように!

今月は、費用・収益の見越・繰延が苦手だというご質問を取り上げます。
毎月、月数の計算について同じご質問をいただきますので、改めて取り上げたいと思います。

見越・繰延の問題のポイントは「今年計上すべき分はいくらか?」ということです。
例えば、借入金や貸付金については、未収利息や未払利息の計上が必要です。
これらを計算するときに借入期間・貸付期間は関係ありません。
「借入・貸付後、決算日までに何ヶ月たっているか」という点に注目します。

例えば、
当期の会計期間:平成29年1月1日~平成29年12月31日
資金の借り入れ:平成29年9月1日に\500,000
借入期間:6ヶ月(平成29年9月1日~平成30年2月28日)
利率:年4%
だったとしましょう。

ここで借入期間に目がいってしまう(なぜ借入期間の6ヶ月を使って計算しないのか)
というご質問を受けるのですが、見越・繰延の処理を行うときにその点は関係ないんですね。

必要な情報は借入日(9/1)と決算日(12/31)だけです。
なぜなら、簿記では、当期1年でいくら稼いだのかを知りたいのですから、
見越・繰延の処理を行う際に、全体の借入(貸付)期間はどうでもいいのです。
本来、今年はいくらの利息を受け取ることができるはずか
(支払わなければならないはずか)を計算したいのです。

その次期以降の期間は無視し、当期の経過期間にのみ注目する。
そのように見ていただければと思います。



皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
暖かくなったり、寒くなったり。絶対に体調は崩さないように!

先日、第148回簿記検定試験が実施されました。
受験した皆さん、出来はどうでしたか?
今回は第148回検定試験について、簡単に振り返っておきましょう。

まずは3級から。第3問・第5問はとてもオーソドックスな設問であり、
過去問中心に勉強してきた方にとってはとても取り組みやすい問題であったと思います。
過去問中心に勉強していれば76~84点の得点が十分可能な問題であり、
合格率も前回と同じくらいになるものと予想されます。

少し難しかったと思われるのは、はじめて見るような言い回しが幾つか出ていたところですね。
例えば第1問では「仙台商店に対する買掛金¥500,000および売掛金¥100,000の決済日につき、
仙台商店の承諾を得て両者を相殺処理するとともに・・・」という文章が出てきました。
これは仙台商店が仕入先であるとともに販売先ということになり、初めての設定ですね。
処理としては「売掛金」と「買掛金」を相殺するだけですから、
(借)買掛金 ×× (貸)売掛金 ××
とするだけですが、ちょっと戸惑ってしまった方もいらっしゃったかもしれません。

2級ではとうとう連結の一覧の流れを答えさせる問題が出題されてしまいました。
過去、新しい項目が試験範囲になると、その項目が試験範囲になった時期からしばらくして始めて出題され、
徐々に出題範囲が広がるというのが一般的でした。

しかし、連結については平成29年11月から試験範囲になり、
その11月試験で12~13点分の配点で出題され、今回の2月試験では20点の配点で出題されるという、
過去に類を見ない出題のされ方でした。

連結はかなり難しいので連結の一連の処理をすべて回答するのは難しかったと思います。
それでも、比較的処理の簡単な「のれん」「のれん償却」「非支配株主持分」「買掛金」「支払利息」
当たりで得点できたのではないかと思います。

一方、第2問(有価証券に関する一連の処理)・第4問(個別原価計算)・第5問(組別総合原価計算)は、
難易度が低めの問題であり、第3問(連結)とのバランスが取られていましたね。
連結でなかなか得点できなかったとしても、第2問・第4問・第5問でかなり挽回できたと思います。

初の連結フルバージョン問題を含む試験がどのくらいの合格率となるか。
合格発表が楽しみですね!



28

2018/02

陰謀か?

9:02:32 | 未分類 |

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
少しずつ春が近づいてくるような気がする今日この頃ですね。

暴騰を続けていたビットコインが年明けに暴落しました。
2017年初に10万円くらいだったのが2017年末には200万円まで上がり、2018年1月には100万円まで下がりました。
仮想通貨が出てきた頃は安い手数料で海外へ送金できる手段という点がクローズアップされていましたが、
最近は投機の手段になっているとの指摘が多くなっていました。
また、仮想通貨には本源的価値が見当たらないことから、
そのうち暴落するだろうという意見が大勢を占めていました。
そんな中の年明けの暴落でした。
 
ただ、1月末になると気になる主張が出てきました。
ビットコインの暴落が政府の陰謀だというのです。
次のような理屈です。

税は年度ごとの実現利益にかかります。ですから、昨年中に利益を獲得した人には利益に応じた課税がなされます。
昨年のビットコインの冒頭でガッツリ儲けた人にはガッツリ課税されるでしょう。
ビットコインは投資ではなく投機対象になっているとよく言われるように、
値上がりしたときに利益を確定した人は、またビットコインにつぎ込んでしまうようです。
投機が投機を呼ぶわけですね。例えば、次のような取引を行うと、利益・税金が次のように計算されます。

2017年1月 1ビットコインを10万円で購入
2017年12月 1ビットコインを200万円で売却 
→利益190万円となる。その人の所得税率が20%の場合、住民税10%
と合わせて30%(57万円)の課税。
まだ値上がりすると予想し、1ビットコインを200万円で購入
2018年3月 1ビットコインが100万円まで値下がりした。

この人は、2018年3月に2017年分の利益に対する税金を支払わなければなりません。5
7万円を用意しなければならないのですが、手持ちのビットコインは100万円分の価値しかなく、
今売ってしまうと損してしまいます。
2年を通じて考えると、もともと10万円だった資金が100万円になり、
税金57万円を引かれて、43万円になってしまうということです

そして、税は年度ごとの計算なので、2017年に売却した人には2017年の利益に対して課税されます。
そして、2018年の損失と2017年の利益を相殺できませんから、利益にのみ課税され、損失は投資家負担です。
つまり、政府はリスクなしで暴騰した資産から得られる利益に関する税金を受け取ることができるわけです。
 
ビットコイン取引の4割を日本人が占めています。
そのため、日本国政府がその人たちから臨時税収を得ようとビットコインを取引しやすくしているのではないか
という陰謀説が出てきたというわけです。

どちらにしても、私にはまったく無縁なので今のところ全く影響はありませんが、
その陰謀説が本当だとしたら、政府というのは本当においしい商売ですね。
無リスクで莫大な収益を得られるのですから…。



皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
試験直前です。得意なことばっかりやりましょう!

さて、最後に高校です。

boki2

高校でも私立と公立の授業料等に大きな差があることが確認できます。
H22年以降は民主党政権下で高校の授業料が無償化されたため、公立の授業が「-」となっています。
この政策は今も継続されているはずですが、H26年からは若干のプラスの値になっています。
これは高所得者層だけが無償化の対象外となった影響でしょう。
平均値でH20年の2割くらいの水準となっているのですから、無償化されていない層が2割程度いるということですね。

高校授業料無償化の対象とならないのは、親権者の住民税が304,200円(年収910万円程度)以上の家庭です。
親権者の住民税が合算された状態での判断ですから、夫婦共働きの場合、
お父さんの年収が500万円、お母さんの年収が450万円の場合、無償化の対象外の家庭となってしまいます。
う~ん、これは多いのか少ないのか、評価が分かれるところですね。

高校でのもう1つの特徴は、公立と私立で学習塾費が逆転し、公立<私立となることです(中学校では公立>私立となっていましたね)。
しかも、H22・H24 年あたりからその差が大きくなっています。私立高校の生徒さん達は大学受験に向けて塾での勉強を再開するのでしょう。

しかも、私立高校の生徒さん達は公立高校の生徒さん達の2倍くらいの費用をかけて勉強しています。
そして、芸術・文化活動や教養活動にお金をかけている点も特徴的ですね。
私立に通っている高校生は、勉強・文化活動に積極的に参加している様子が浮かびます。

もし、自分の子どもが公立高校に通うことになったら、親の役割は文化的な活動のサポートを行うことのようですね。
でも、私自身が花より団子なので、文化的な活動のサポートのなんてできるのかな???



15

2018/02

試験前。心の薬。

8:59:45 | 未分類 |

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
第148回試験まであと少し! 気を緩めず、体調維持を第一にがんばっていきましょう!

勉強の進み具合はいかがですか?
もうすぐ試験ですが、試験勉強に時間は割けていますか? 
いろんな理由で勉強から逃れたいのはわかります。でも…。

耐える心に、新たな力が湧くものだ。全てそれからである(本田宗一郎)。

毎日毎日、仕事や学校で忙しい上、簿記検定のための勉強なんて大変だ!
でもでも、そこに耐えてこそ、新しい力を身につけることができるのです。
そして、その新しい力が少しずつ私の将来に違いを生じさせるのです!
でもちょっと耐えること・超えることができそうにない壁のように感じます・・・。

壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしか
やってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている(イチロー)。
  
そっか。この今のもやもやとした不安な気持ちは、私に与えられたチャンスなんだな。
どうにかして超えるような努力・工夫をしなさいという暗示なんだな。
その努力・工夫が何にでも役立つ普遍的な能力を与えてくれるんだな! 
とはいうものの本当に超える・耐えることができるのか?

失敗したからって何なのだ?失敗から学びを得て、また挑戦すればいいじゃないか
 (ウォルトディズニー)。

そうか。あまり難しく考えすぎず、目の前の課題をクリアすることだけに集中しよう!

さぁ、明日から、いや違う、今日からあとひとがんばりましょう!



皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
寒い日が続きますね。絶対に体調は崩さないように!

さて、 前回に引き続き、文科省公表の「子供の学習費調査」のうち中学校についてみてみましょう。

boki1

私立中学は授業料、学校納付金、通学費、制服など、学校にかかる費用がとても高いことがわかります。
私立小学校の場合と同じくこれは予想されることです。
しかし、修学旅行や制服などにこんなに差があるなんて・・・。
私立中学校に行くと、あらゆる部分でお金がかかるんですね。

一方、学校外教育費では、公立と私立の金額がほぼ同じになります。
その中でも特徴的なのは、学習塾費が公立>私立となることですね。
小学校の時の学習塾費は公立<私立だったのですが、
中学校になると、公立に通う生徒も勉強が大変になってきて、通塾が始まるのでしょう。
その他の活動に関する費用は、小学校の時よりも公立と私立の差が縮まります。

学校外活動に関していうと、中学生になると、公立の生徒さんが通塾に力を入れ始め、
私立の生徒さんは芸術活動などを重視しているというところでしょうか。
私立中学校に通う生徒さんは、中学入試までにバッチリ勉強しているし、
エスカレーター式で高校受験、大学受験をあまり意識しなくていいケースが多くなってくるので、
学校外では勉強の比率が少しずつ下がってくるということなんでしょうかね。
もちろん、東大を目指す私立中・私立高もありますから、すべての私立中学校で、学校外での勉強の比率が下がる訳ではないでしょうが、
平均としては学校外での勉強の割合がさがるということなのでしょう。

このように中学校になると、公立と私立で、学校外活動の差がほとんどありませんので、
生徒の能力は「学校でどんなことをやるか?」によって大きく異なってくるのでしょう。我が家ではとても私立中学校への進学は考えられないので
(様々な理由で・・・(^_^;))、息子が公立中学校に上がったら、
中学校での活動内容をよく聞いて、過不足をうまいこと調整してあげる必要がありそうですね。



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小野正芳

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