通関士スペシャリストによるこっそり裏講義

輸入牛肉が高値にもかかわらず流通量が増えています。
ここ数年和牛の高値が続いた影響で、比較的安い輸入牛肉に
人気がシフトしています。
政府は8月に国内の畜産業保護を目的に米国産冷凍牛肉に対して
緊急輸入制限(セーフガード)を発動しました。

この影響で価格が上昇しても需要に陰りは見えず、
輸入量は2けた増となるなど、制度の問題点が浮き彫りとなっています。
輸入が増えるのは国産牛がなお高値圏にあるためです。

農畜産業振興機構によると、卸業者における牛肉取り扱い割合は
2017年度の上半期時点で国産品が44%、輸入品が56%です。
16年度下半期と比べ、輸入品が6ポイント増えました。

セーフガード対象の米国産冷凍牛肉を使わず、豪州産や冷蔵牛肉で
代替する動きが広がったことも輸入増の一因です。
大手食品メーカーは、冷蔵で輸入し国内で冷凍保存して使う場合も多く、
実質的なコストはそこまで上昇していないようです。

やはり、消費者の立場からすれば、やはり「価格」が購入の決め手になりますよね。



神田明

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