フォーサイト社長 山田浩司の社長日記

これまで、勉強法については長年、いろいろ研究してきました。
ところが、「そもそも人はなぜ勉強するのか?」という疑問が湧きました。
そこで、最近、いろいろな本を読んで研究しています。

その中でも、すばらしい1冊が「人はなぜ勉強をするのか 千秋の人 吉田松陰」
岩橋文吉著 モラロジー研究所発行です。

私なりに理解したところを要約してみたいと思います。

人間はひとりひとり尊い持ち味を必ずもっています。
ただ、これは一人一人違います。
ある者は赤色で、ある者は青色と異なっています。

しかし、鉱石と同じで、磨かないと何色なのかわかりません。
本人すらもわかりません。

本来の人間には、私欲という不純物があるのでただの石ころにすぎません。
この不純物質を取り除き、精錬し、輝きを表すための道が勉強なのです。
つまり、勉強は「自分探し」のために行うものなのです。

たとえば、文学作品を読むのはあまり楽しくないが、
数学の問題を解いていると時が経つのを忘れるということがあります。
このように勉強を通じて、自分の持ち味を徐々に自覚していきます。

このように勉強を続け、やがて機が熟すると不思議なことが起こります。
それは、自分の持ち味を卓越した状態にまで高めたいという志が起きます。
たとえば、世界的な数学者になりたいとか、世界的なピアニストになりたいとか。

そして、同時に、この志とみんなの幸せを結び付けたいという志が起きます。
たとえば、自分のピアノ演奏によって、みんなを幸せにしたいという夢を持ちます。
つまり、自分の持ち味を発揮することが、世の中のためになるという
自分独自の道を見つけ、その道を志すようになります。

このような人生を過ごすために必要なものが勉強なのです。

吉田松陰は、勉強とは、人が正しい道を知ろうとするものであって、
それによって、名誉や利益を求めるべきではないと考えていました。
有名人になるための勉強やよい就職先にありつくためにするものではないと言っています。

いい大学・いい会社に入るための勉強は本当の意味での勉強ではないのかもしれません。



山田浩司

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