60歳の簿記受験。勉強を投げ出さずに受かるまでやれた理由

試験の種類日商簿記3級
性別女性
年代60代
職業正社員(サラリーマン)
勉強法暗記
商品DVD,テキスト,問題集
■3級
合格
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60歳ですが2年程前に仕事につき、それまでは勉強とは一切無縁の暮らしだったので勉強に慣れることと、仕事と家事をしながら勉強時間を確保することが大変でした。

初めの頃は夜8時半から10時までを勉強時間に充てようとやり始めましたが、なかなか難しく、「もう少し、もう少し」と勉強しているうちに時間にルーズになり、体調管理がうまくいきませんでした。

講義DVDを見ていると眠ってしまったり、眠らなくても見ているだけで理解していなかったり…という状況が続きました。それでは効率が悪かったので、休みの日に家事を適当にして、まとまった時間を作るうち、昼間のほうが頭に入ることが分かり、いっそのこと朝早く起きて勉強し、夜は早く寝ようと思いつきました。

季節も早寝早起きにちょうどよかったので早速実行した結果、やはり朝は頭の中がすっきりしているせいか私には合っていました。朝、勉強に割ける時間は限られていましたが、確実に勉強時間を確保できたことと、習慣化したことで、勉強を無理なく継続、途中で投げ出さず続けられたのだと思います。

テキストを見た時の第一印象は、暗記力の弱い私がこの勘定科目を全部覚えられるか、ということでしたが、やってみればなんということはありませんでした。

試験が終わって考えてみると、テキストを理解し問題集をやっていけば自然と覚えられるように教材ができていたことが解りました。また、問題集をやっていて解らなくなるとテキストに戻って繰り返し読んでいたのですが、その結果、テキストには覚えなくてよいことは書かれていないということも解りました。

講義DVDの中で、先生から「問題集は全部解けるようにする、間違った問題は解けるまで何回でも繰り返しやること」とアドバイスがありました。正解できないような問題でも繰り返しやっていると、問われていることが理解できるようになり、繰り返しやることの大切さが解りました。2級の勉強にもこれらのことを生かしていくつもりです。

加齢+もともと頼りなかった記憶力ですが、人間は何歳になってもやってみようと思えば何とかなるものだと思いました。
16おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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