「今、必要なのは、就活・婚活より計活!」 | FP・ファイナンシャルプランナー

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実務家密着取材

直撃インタビュー
ファイナンシャルプランナー 水野圭子さん

ファイナンシャルプランナー

水野圭子さん

「今、必要なのは、就活・婚活より計活!」
『美マネー塾』を開催する美魔女FP

1971年 東京都で誕生
1992年 跡見学園女子大学短期大学部家政科卒業
安田火災海上保険株式会社(現・損保ジャパン)に入社
1999年 退職
外資系保険会社に入社し営業事務に携わる
2001年 夫の転勤に伴い静岡へ転居し、
外資系保険会社の静岡営業所に勤務。AFP取得後、退職
2004年 出産
2007年 夫の転勤に伴い、横浜へ
2009年 CFP®、一級ファイナンシャル・プランナー技能士を取得
2010年 独立開業
2011年 一般社団法人「あんしんLifeコミュニティ」代表理事に就任


URL : http://ksplanning-fp.com

独立系ファイナンシャルプランナーとして活躍中の水野圭子さんは、一児の母。メインターゲットは主に女性で、家庭と仕事を両立する自身の経験を踏まえた上で、『計活(家計の見直し活動)』を推進しています。個人相談やライフプランニング、執筆を行う一方で、企業向けセミナーだけでなく、女性向けのマネーセミナー「美マネー塾」も積極的に開催。

良妻賢母養成校で得たのは、ライフデザイン力

東京生まれの水野さんが進学先に選んだのは、『ごきげんよう』の挨拶を発祥した良妻賢母を養成する女子大。

「私が入学したのは、1990年。その当時、インテリアデザインを教える学校は限られていました。敢えて女子大を選んだわけではなく、インテリアコーディネーターへの憧れから入学しました」

1990年代前半は、トレンディドラマ全盛期に重なります。華やかなイメージのあるインテリアコーディネーターという職業を希望する人も多く、水野さんもそのうちの一人。デザイン力を身に付けるため、家政科の住居学科を選択したといいます。

「バブル期に学生時代を過ごしたのですが、いつも宿題に追われていました。遊んだ記憶はあまりないですね(苦笑)。インテリアデザインというと、何だかカッコよく聞こえますが、部屋の間取り図、物の配置図など、ひたすら図面を引き、模型を作るという地味な作業の連続でしたね。そのうち、私には向いていないのではないか、と思うようになって…。最終的には金融機関に就職することにしました」

漫画『はいからさんが通る』のモデルとなった学園で水野さんが得たのは、自立した婦人を目指す精神。そして、インテリアデザインの技法だけではなくライフデザインする力。「木ではなく森をみる」俯瞰力を培ったそうです。


「全国どこでも有効な資格で、手に職を」

大手の損害保険会社では、制度改定時や商品変更時などの事務処理対応、販売代理店を管理するサポート事務などに携わり、約7年勤務。結婚を機に、転勤を控えた夫についていくため、退職を決意します。

「ところが、夫の転勤が延びてしまって…。さあ、どうしようと思ったのですが、運よくご縁があった外資系の保険会社に入社しました」

秘書検定を取得している水野さんは、営業事務の傍ら秘書業務にも携わります。そして、夫の転勤に合わせ、東京から静岡営業所に移った際、勤務しながらAFPの試験にチャレンジ。

「転勤族の夫を支えながら、ひとつの場所でキャリアアップするのは、私には難しいと感じました。全国どこでも有効な資格があれば、どこへ行っても手に職をつけられる。これまでの社会経験を振り返り、FPが自分に向いていると思い、チャレンジしました。」

AFPの試験に一発合格した後、外資系保険会社を退職。出産してからは育児に追われ、仕事はおあずけ状態。ブランク期間に突入します。


計活(家計の見直し活動)推進!ママ友ネットワークをフル活用

水野さんが仕事に本格復帰したのは、出産から約4年後。横浜へ転居し、自分と同じ子育てママへの情報発信からスタートしたそうです。

「保険会社に長年勤めましたし、FPの勉強もしたので、私はいわゆる普通の主婦の方より、お金に関する知識があります。そこで、最初はママ友から軽い相談を受けていました。ママ友は、年代も職業もバラバラ。しまり屋のママもいますが、入った分だけ使ってしまうママもいたり、その経済観念にビックリすることもたびたびでした。相談を重ねるうちに、子どもを育てるという大事な仕事を持つ母親こそ、家計をきちんと管理するマネースキルを養うべき、と考えるようになりました」

子育て中のママのネットワークは意外と広く、一人二人の相談が、お茶会になり、セミナーになり、相談件数がどんどん増えていったといいます。水野さんは自身のスキルアップを図るべく、2009年にCFP®を取得。その翌年に、独立開業します。


近しい存在のFPとして、ママ中心にマネースキルを伝道

現在、独立系FPとしての仕事だけではなく、ファイナンシャルプランナー仲間と一緒に立ち上げた一般社団法人『あんしんLifeコミュニティ』を代表理事としても活躍し、忙しい日々を送る水野さん。
今後も、親しみやすく近しい存在のママFPとして、女性たちを中心に、お金の大事さを伝えていきたいと話します。

「ファイナンシャルプランナーは10年前、20年前の日本においては、あまり顧みられない資格だったと思うんです。でも、お給料の中身が少しずつ減っていくような、現在の不安定な経済環境の中で、お金の知識がないというのは武器を持たずに戦場に行くようなものです。男性・女性問わず、自立して生活していけるマネースキルを培うべきだと思います。人生をよりハッピーに豊かにするためには、賢くお金と付き合うことが大事だと伝えていきたいですね。」