週末にまとめて講義CDを聴くのが私のFP学習スタイルだった

性別男性
年代40代
職業正社員(サラリーマン)
勉強法暗記,過去問,提案書
商品CD,テキスト,問題集,費用
試験科目リスク管理
学習スタイル通信講座
 フォーサイトの通信講座を選択したのは、安価な受講費用もさることながら、時間的な柔軟性があるからでした。
講義CDが定期的に送られてきましたが、その度に、怠けている自分に鞭打って講義を聴いていました。テキストは、電車などで読み流したりもしましたが、基本的な学習スタイルは「週末にまとめてCD講義を聴く」でした。講義CDなら、実際の講義と違って一度聴いて分からなかったところを聴き返せます。
それでも疑問に思ったことは、課題テストの質問欄で質問することができました。質問については、インターネットで、数日のうちに答えが返ってきました。
CDの講義内容は、テキストの内容を補ってくれるものでもあり、重要ポイントだけでなく、試験に出る確率が低く捨ててよい部分も指摘してありました。分かりやすいと同時に、効率的な勉強ができたので非常によいシステムだと思います。
 提案書は、合格レベルに達していないと、試験の受験資格が得られないので、丁寧な内容で作成する必要があります。キャッシュフロー計算などの見やすさと修正などの効率を考えると、パソコンを利用し、表計算ソフトで作成することをすすめます。
私は、勉強の合間で、3月初めから半月をかけて提案書を作成しましたが、「ライフプランと資金計画」と「リスク管理」の勉強が終了した段階で、作成すべきだと思います。もう少し早めに作成したほうが良かったと反省しています。なぜなら、提案書は、受験2ヶ月前のタイミングが提出期限ですが、この時点では課題作成より、『過去問』や問題集をやっているほうが理想的だからです。
 試験直前対策は、できれば試験2ヶ月前からの開始が望ましいと思います。直前対策は模擬試験、『過去問』、問題集を解きながら、弱点を発掘して、重要ポイントの復習と重要ポイントの記憶に努めます。実践的な勉強が効果的でしょう。
 3月下旬に提案書の課題を提出し、4月中旬に最後の科目のCD講義が終了してから、直前1ヵ月間は、この勉強方法にしていました。しかし、できれば2ヶ月間をとるべきだと思います。なぜなら私は、この勉強方法で目に見える形で実力がアップしたからです。
 模擬試験は、フォーサイトから送付されてきたものをまずやりました。それから、FP協会ホームページで、過去4回分の試験問題を(学科と実技とも)解きました。 結果、最初は学科で約50点、実技で約60点と合格水準には達していませんでした。これにはかなりショックを受け、危機感をもちました。
学科試験のほうが間違いなく危なかったので、弱点3科目について、テキストを最初からひっくり返し、ノートに重要ポイントをまとめ直しました。 その他『過去問』で間違った問題については、個々の課題をテキストで確認し、ポイントをノートにまとめました。
その結果、後半に行った2回の『過去問』では、学科約80点、実技約85点まで正答率が上がりました。そこでやっと少しは、自信がもてるようにはなりましたが、ここで試験日を迎えてしまい、時間切れになってしまいました。その意味で、弱点科目を中心に問題集を解く時間のあるスケジュールにすべきだったと反省しています。
 試験直前の3日間は、今まで解いた問題で間違った設問に再度チャレンジし、ノートにまとめたポイントの復習と暗記に時間を費やしました。
『過去問』を解いての得点はできれば75点以上、最低でも70点を確保すべきだと思います。一部の科目が過去の平均レベルより難問ということだってありうるからです。私が実行した、『過去問』を活用する直前対策は、実力も把握できるので早めに実行したほうがいいでしょう。
 5月実施の2級FP・学科試験の「リスク管理」の問題は、難問でした。問題のいくつかは、問題を前にして正直言って面食らいました。
学科試験と実技試験、どちらが難しいか……。四者択一の学科試験のほうが、間違いなく難しいと思います。それを早めに認識して勉強を進めるべきでしょう。
学科試験は、細かい論点を問う問題もありますが、基本的には基礎を丁寧に問う問題が中心です。基礎知識をおろそかにしては、解答を絞りこめても、自信をもって一つの正答を選べません。実際、『過去問』を解いて、間違った問題を確認したところ、最後の2つまでは正答を絞り込めていたことが多かったのです。2つまで絞り込めても、そこで間違えば得点はゼロです。結果的に、基礎知識の蓄積量が学科試験の結果を左右するのだと思います。
しかし、学科試験の他の科目では、全て6割以上、実技試験も7割以上の得点で、受験1回目で合格することができました。 ありがとうございました。
0おめでとう

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