行政書士 諏訪智さん

実務家密着取材

直撃インタビュー
行政書士 諏訪智さん

行政書士

諏訪智さん

区民を支える身近な街の法律家
「かかりつけ行政書士」という立場で

1990年 中央大学法学部を卒業
1990年 建設会社に就職
2003年 行政書士試験合格
2004年 建設会社を退社し、諏訪事務所を開業
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URL : http://www012.upp.so-net.ne.jp/office-s/index.html

2004年、東京・足立区に「行政書士 諏訪事務所」として独立・開業した諏訪智さん。子どもの頃からコンピューターが好きだったこともあり、高校までは理系志望だったそうです。ところが、大学は法学部へ。3年生頃から司法試験に臨む準備もしていたとのことですが、卒業後は建設会社に就職します。そして、入社して10年以上が経ち、社内における責任も重くなってきたところでの独り立ち。そこに至るまでの過程、開業後の道のり、さらにはご家族のことなど、これまでの諏訪さんについて語っていただきました。

仕事だけでなく学童保育のお迎えも

諏訪さんの事務所は、東京メトロ千代田線の北綾瀬駅から1kmほどの場所。交通量の多い環七通りからはやや離れた、閑静な住宅街に拠点を構えています。

「実は、この事務所の近くに私の実家があるんです。私の住まいは埼玉県の草加市ですが、事務所に出てくれば、お昼は実家で食べられるから助かります。その代わり、実家から雑用の手伝いも頼まれますけど(笑)」

開業時から、実家の近くに事務所を構え、親の様子を見ながら仕事ができるという環境にご満足。普段、自宅からは自転車で通っているそうです。

「車でも自転車でも片道30分ぐらいですから、ちょうどいい運動になります。ただ、妻がフルタイムで勤めに出ていますので、学童保育の子どもを迎えに行くのは、比較的時間が自由になる私の役目なんです。それを考えると、事務所は自宅からもう少し近いところが理想的なんですが……」

仕事だけではなく、奥さまやお子さま、さらには実家との付き合いも、なおざりにしない諏訪さん。話しぶりからも、接する相手の立場を常に考えながら、自分の言葉や行動を選択する姿勢がうかがい知れます。

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法学部卒業後は、建設会社に就職

諏訪さんは、中学時代の恩師からの影響を受けて、当時まだ目新しかったコンピューターの魅力にとりつかれ、将来は理系へ進もうと考えていたそうです。

「高校卒業後の進路を考えていた時期に、親から『技術の進歩が早い分野だと、年を重ねるにつれ、ついていくのが大変だけど、法律は勉強しておけば、どの世界でも役に立つ』というような説得を受けまして(苦笑) 結局は私が折れて、法学部に進んだわけです」

大学3年生頃から司法試験に向けて受験勉強を開始した諏訪さんですが、卒業後は基礎工事を扱う建設会社に就職します。

「司法試験の勉強は、入社してからもしばらくの間、続けていました。しかし、仕事が忙しくなるにつれ、かなり厳しくなり、諦めることにしました。ただ、社内では法律関係の業務を担当していましたし、六法全書を読み込んでいたので、『行政書士を目指そう』となったときも、すんなり取り組めたと思います」

入社して十数年が経った2003年秋、初めて受験した行政書士試験に見事合格。翌年、建設会社を退社して独立、「行政書士 諏訪事務所」を開業します。

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独学で、まさかの一発合格!満を持して法の世界へ

「いずれ独立したいと思っていましたけど、行政書士の試験は、まさか一発で受かるとは夢にも思っていませんでした。会社勤めしながらの独学でしたし……。勉強法としては、大学時代の復習が中心です。履修していなかった法律は、条文を読んで、自分で例題を作って。そのうちに出題されそうな箇所がつかめてくる手応えを感じるようになりました」

開業した当初は、以前勤めていた建設会社からの案件を中心に請け負っていたとのことですが、かなり時間的な余裕もあったと振り返ります。

「どんな仕事にも対応できるようにと、研修にはこまめに参加しました。許認可に関する業務は、行政書士の試験科目にないものがほとんどですから、依頼が来たら、専門用語も含めてイチから勉強しなければなりませんので」

開業して3~4年で経営が軌道に乗り、既存の顧客から新たな顧客を紹介してもらうことも増えた今、「お客さまと信頼関係を築くことが仕事のやりがい」と語る諏訪さん。事務所の外でも、足立区民を対象とした無料相談に協力しています。

「東京都行政書士会の足立支部から、ローテーションで私どもが区役所などに出向いて、住民の方々に個別で相談に応じるサービスです。こういった機会も含めて、若手の行政書士にとって支部活動は、仕事上の強みを広げられますし、相談や助言してくれる先輩とのつながりもできますから、積極的に参加すべきだと思います」

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区民相談では行政書士が区民に名刺を渡すことはできませんが、後日、支部に問い合わせて、改めて諏訪さんをたずねてくる人もいるそうです。

「相談にいらした方々に対し、ご納得いただける回答をするため、どのように対応したらいいのか、自分なりに経験を積みながら、勉強させていただいています」

身近な「かかりつけの行政書士」という立場で

休日の気分転換は、奥さまやお子さまと過ごす時間に加え、趣味の合気道も。「合気道は始めてから15年ぐらいになりますが、妻と知り合ったのも道場なんです。珍しいですよね(笑)」

諏訪さんの仕事について小学3年生の娘さんには何かお話しされているのかと伺うと、「法律の仕事だということはわかっているみたいです。将来はお医者さんになりたいって言っていますけど……」と苦笑い。「でも、行政書士も『家庭の顧問法律家』という立場で、かかりつけの医者のように、いつでも気軽に相談できる存在でありたいです」

行政書士の仕事は未知のことが多く、案件に取り組むたびに新しい発見があるという諏訪さん。今後は、ニーズが高まっている遺言・相続といった業務も扱えるよう、いっそう勉強に励んでいるそうです。

「行政書士は身近な法律家として、今、多くの一般市民からも求められています。受験生には、そういった方々のために役立ちたいという、熱意ある行政書士を目指してもらいたいですね」

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