47歳で一発合格!フォーサイトの学習だけで行政書士の合格はできる!

性別男性
年代40代
勉強期間1年間
職業無職
勉強法選択肢,過去問,模試
商品DVD,CD,テキスト,合格手帳
受験回数初学者(1回目)
学習スタイル予備校
少し長くなりますが、47歳という一般的には厳しい年齢でなぜ行政書士を目指したのか、一発合格できたのかについてお話したいと思いますので、しばらくお付き合いください。

■早期退職後、独立を見越して行政書士を目指す

ちょうど1年前、私は勤めていた中小企業の早期退職に応募して無職となりました。とりたてて技術もない私ですから、常識的に考えてこれまで以上の職に就けるとは思えません。技術や資格を持たない辛さが身にしみました。

幸いにも妻が上場企業に正社員として勤めていたこともあり、私は妻に相談の上、1年限定で就職の猶予をもらい、短期合格が可能で独立開業型資格である行政書士を目指すことにしました。

■資料を吟味し、コストと合格の可能性からフォーサイトを選択

収入のない立場で挑戦するわけですから高額の受験予備校に通う余裕はありませんが、どうしても一発合格しなくてはならないのです。

当然、学習方法選びから真剣に悩みましたが、取り寄せた資料を吟味し、コストと合格可能性のバランスからフォーサイトを選びました。

■フォーサイトの教材は、法律が初めての人に最適!

フォーサイトの教材を一言で表すなら、法律を知らない誰もが一から取り組んで潰れずに続けられる基本レベルといえるでしょう。特にインプットの基礎講座は法律系国家試験の受験用とは思えないテキストの薄さですが、行政書士試験を目指す上で必要最低限度の基礎知識はカバーされています。

もちろん、昨今の難化を続ける本試験に完全に対応するためには、チェックテスト、過去問や模試などに取り上げられていてテキストに記載されていない知識を書き込むことで、自分だけのオリジナルテキストに進化させる必要はあると思います。

そして、DVD(またはCD)は、その進化していくテキストを参照しながら最低でも3回以上は全科目を視聴する必要があるでしょう。この際、講義に出てこない書き込み知識も、上手にリンクさせて理解できるかどうかが合否を分けるポイントになるかもしれません。

■過去問は、正解への考え方をノートに書く!

一方、アウトプットの過去問講座は全体を2回転もすれば答えを覚えてしまいます。当然正解率が跳ね上がりますが、これはある意味で条件反射のようなもので、決して実力とはいえません。一般的に、受験生が過去問を解いても本試験に対応できないと口にする落とし穴はこれだと思います。

しかし、過去問学習は模試とは違って正解率を計るものではありませんので、選択肢のすべてが正解になるにはどこをどう訂正しなければならないのか、実際に手を動かしてノートに書いてみることが大事だと思います。これは、簡潔に要点をまとめるという意味において、記述対策にも有効だと思います。

■フォーサイトのテキストだけで、合格に必要な基礎は身に付く!

フォーサイトのテキストを完全に学習できれば、合格に必要な基礎は身につくと思いますが、より応用力を高めるとともに本番に備えて場馴れするため、予備校が行う公開模試や直前講座を受けることをお薦めします。

これによって実力が得点レベルで3割程度アップした気がします。本試験では氏名を記入するのにも手が震えるくらい緊張しますから、多くの受験生と机を並べて試験場の空気を模擬体験しておくことは必要だと思います。

■フォーサイトの戦略立案テキスト、決意を新たにできました!

私にとってフォーサイトを選んで有効だったのは、案外、教材そのものよりも学習システムだったかもしれません。

最初に戦略立案編のテキストを片手にDVDで見たムーミンパパのような山田社長の、穏やかな中にも厳しい覚悟を促す話に改めて国家試験に挑むことの大変さを感じ、決意を新たにしました。そして山田社長のアドバイスを愚直に実行しようと思いました。

■バリューセットに付いて来た合格手帳、頼もしかった!

また、合格手帳は私の一番の先生でした。区切りのいい2月1日に学習をスタートしてから試験前日の11月13日までほぼ欠かさず記入を続けました。

途中ゴールデンウィークから7月にかけて、学習しても成果を実感できずさぼりがちになりましたが、それでも毎日合格手帳を開き続けていると学習していない不安が募ってきました。

ちょうどその頃、出願受け付けがきますので、合格手帳が強烈なプレッシャーをかけてきます。私が本気で勉強に取り組んだのはこの頃からでした。

■自分で自分にプレッシャーをかける!

盆明け以降は、朝一番に並んで図書館で学習しました。9月末からは週2回予備校の直前講座を受講し、自分の蓄積の薄さに泣きそうになりましたが、自らの立場を思い返し、絶対一発合格しなければならないと自分でプレッシャーをかけて、そのプレッシャーをもう一歩頑張るパワーにしました。ある意味で何より強いモチベーションですよね。

■フォーサイトの学習システムを信じて、頑張ってください!

本試験後の自己採点で合格点まで残り10点に近づけたかったのですが、実際は30点も必要になり悶々とした2カ月を送りました。でもこれさえも合格した今になってみれば、一生の思い出かもしれません。

一年前、みじめな気持ちでフォーサイトの教材を手にした私ですが、48歳となった今年、行政書士として胸を張って新たな一歩を踏み出します。人生死ぬまでチャレンジ、これから本当の勝負だと思っています。

後に続く受験生の皆さん、フォーサイトのシステムを信じ、自分の可能性を信じ、そして何よりも自分に、自分の弱さに負けなければ道は開けます。

学習の、試験の、そして周囲からの様々なプレッシャーに潰されず、プレッシャーを友達に変えて頑張ってください。来年、合格体験記を書くのはあなたです!
12おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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