語学力を活かし、外国人の方のお手伝いをしたいと思いチャレンジ！ | 行政書士

私はもともと理系出身のエンジニアです。外資系企業で働いていたので英語も自然に身につけています。その次の職場では、宅建の資格を取り転職していった先輩も見ています。それで法律系資格に憧れるようになります。

『語学力と法律資格を併せて何かできないか』、そんな風に今後のことを考えていたのです。マンガで知った行政書士ですが、行政書士は就労ビザの手続きなど国際業務も扱えることが分かりました。進みたいのはこの方向だと思うようになり、資格取得にチャレンジしています。

仕事と勉強を両立させるため通信講座を探すなか、フォーサイトを選んだのは、法律初学者なので、できるだけ長く面倒を見てくれる会社で勉強したかったからです。フォーサイトの「永久サポート」を試験前年の8月に申し込み、約1年半を掛け勉強しています。（※現在、永久サポート制度はございません）

情報量がコンパクトに纏まっていますよね。それでも最初は正直「こんなにあるのか」と思ったくらいですので、もしこの教材でなければ、私は挫折していたかもしれません。何度か繰り返し読み内容が分かりだしてからは、判例などをネットで調べながら、テキストのメモ欄に補足するようにしていました。基本情報に自分で必要なことを書き足すスタイルのテキストは、私のような法律初学者を導くガイド役として最適でした。

また要所・要所に挿入されたイラストは、記憶を呼び出すフックになります。どのイラスト表現も内容と上手に関連づけられているので、問題演習では、まずその部分を解説しているページにあったイラストを思い浮かべています。そうすると周りに書かれている文言を不思議と思い出せるのですね。意味づけされたイラスト効果は畏るべしです！

フォーサイトの教材でいちばん活用したのが講義CDです。音声をiPodに落としてスタンドに立て、エンドレスで流していました。お料理をする時も、アイロンをかける時も、ずっと講義を掛けっぱなしの状態。通勤中も聴いていたので、回数は数えていませんがきっとどの科目も数十回は聴いているはずです。

さすがにこれだけ聞くと講義の筋も大体憶えてしまいます。テキストのイラスト効果と同じように、CDの場合も、先生の声・お話を思い出しながら、問題の論点を探ることができました。

福澤先生の講義には、時々ご自身のご意見も入ってきます。それがどれも共感できて興味深いお話だったので、先生のメッセージを全部信じようと思いました。大学で法学部へ通う娘も先生のご意見には興味を持ったようで、一緒に楽しんでいたくらいです（笑）。

フォーサイトの問題集は分野別の別冊、そして設問と解説が左右のページに分かれています。それがいい！机でなくてもどこでも勉強できるのです。

設問ページを手前に、解説ページを後ろにして2つ折りにすれば、答を隠して見えないようにできるので、私は歯磨きしながら問題を解いていました。仕事も家事もあって時間をなかなか取れないものですから、問題演習もそんな風だったんです。

この過去問、問題文の書体や文字の大きさが、本試験（模擬試験含め）に似ていて、試験本番のスタイルに慣れられる特長もあります。

記述式対策は市販の教材も買って早めに始めていましたが、直前対策講座が届いてからはフォーサイト一本にしぼりました。よかったのは記述式専用の用紙です。マス目が40字分たくさん用意されていて、これに書くと、不思議と記述式の答えらしいことが書けました。使ってみればお分かりになると思いますが、本当にこの用紙がすごく良かったのです。

迷っている時こそ、先へ進める方を選んで踏み出しましょう。何もしないより後悔しません。行政書士の勉強も、迷われているならまず始めてみる事をお薦めします。