試験への挑戦で、何気ない毎日がぐんと楽しくなりました！ | 行政書士

行政書士試験に挑戦するにあたって、独学ではまず無理だと思いました。学習のペースがつかめそうもないですし、どこが重要ポイントなのかも自分では判断できなさそうだったので。かといって、通学できる学校は近所にはなかったんですね。

まずは大手資格予備校のホームページを見てみたのですが、通信教育といえどもなかなか高額で・・・。色々探すうちにフォーサイトのことを知ったのですが、ウェブでのクチコミがとても良かったので好感が持てました。ホームページを見ると、講座内容がかなり詳しく紹介されていたので、サンプル請求はせずに即決してしまいました。

フォーサイトのテキストはフルカラーで、イラストがたくさん掲載されているので、とても分かりやすかったです。法律の学習は学生の頃以来だったので不安でしたが、すっかり法の知識から遠ざかっている自分でも無理なく読み進めることが出来ました。

テキストには極力情報を集約するように心がけていて、問題集でもよく間違える設問を切り抜いて貼ったり、分かりにくいところに付箋をつけたりと工夫していました。

講義ＤＶＤについては、もう数えきれないくらい何度も視聴しましたね。テキストと突き合わせながら、一つひとつしっかり頭に入れるイメージで繰り返し聴きました。

さらに、通勤時間や食事中などのちょっとした時間にも、ずっと流しっぱなしにしていたので、無意識のうちにインプットできたこともたくさんあったと思います。こうした“ながら学習”が出来るのも、ＣＤやＤＶＤの講義ならではですよね。

福澤先生の講義は、全体的に単調ではなく、しっかりメリハリのある授業だなと感じました。

12月から学習をスタートして、春からは問題集に取り組んでみたのですが、最初は全然解けなくて・・・。せっかくインプットしたことがなかなか実践力につながらなくて、精神的にはかなり苦しかったですね。

ですが、こうした苦労を乗り越えて、とにかく続けてみたら、ちゃんと解けるようになっていったんです。その頃には、勉強してきた自分に少し自信を持つことが出来るようになっていましたね。何度も間違える設問は切り取って、テキストに貼ってしまって何度も見られるように工夫しました。

問題演習といえば、フォーサイトの教材以外にも市販の予想問題集をいくつか購入し、繰り返し取り組んでいました。初めての受験ということで、とにかく場数を踏みたいという気持ちがありましたから、本試験に向けてのリハーサルのつもりで練習を重ねるようにしました。具体的に意識したのは、「時間配分」です。しっかり対策したおかげで、本番でも時間をかけるべき問題とそうでない問題の見極めが上手くいったと思います。

受験勉強中、よく利用させてもらっていたのが「道場破り®」でした。確認テストが少しずつ出来るようになると達成感が味わえましたし、続けることで徐々に段位が上がっていったので「着実に前に進んでいるな」という実感が湧きました。

また、「質問応対サービス」もよく活用していて、上限いっぱいまで質問させていただきました。毎回3日以内には返事が来て、その内容も納得のいくものでした。

行政書士試験合格に向けて重要なのは、とにかく「続けること」です。
そのためには1日のうちのちょっとした時間もどんどん活用していく必要があるのですが、その時々に合った学習ツールをこなしていくことが重要だと思います。
また、出来るだけ同じリズムで毎日を過ごすというのも、意外と大切なことかもしれません。

行政書士試験に合格したとはいえ、私自身もまだまだスタートラインに立ったばかりです。今後のことを考えると未だに不安と期待が交錯する毎日ですが、資格受験が生活の刺激になったことを思うとそれだけでプラスにつながったのかな、と感じます。
受験勉強は本気でやればやった分、必ず結果に反映されると思います。皆さんも、ぜひ“新たな自分”に挑戦されてみてはいかがでしょうか？