管理業務主任者の勉強1ヶ月ちょっとで試験に受かるまで

試験の種類マンション管理士
性別男性
年代40代
試験年度2013年(平成25年度)
エリア東京都
勉強時間1000時間
勉強期間1年間(11月/12月〜)
勉強法過去問
商品テキスト,問題集
受験回数初学者(1回目)
ダブルライセンス宅建
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
マンション管理士、管理業務主任者、宅建の3つの同時合格を夢見て、
同年度に講座申し込みをし受験しました。

宅建試験終了後の10月20日から
マンション管理士・管理業務主任者の勉強を始めたので、
1ヶ月ちょっとの期間しかありませんでした。

10月最後の10日間でテキストを3周してから
過去問に取りかかったのですが、この時点で今の自分には
両方をしっかり勉強する時間はないことがはっきりとわかり、
中途半端に両方に手を出すよりもどちらかに集中しようと決断し、
管理業務主任者に絞ることにしました。

直前まで宅建の勉強をしていたので勉強の仕方もわかっていたし、
生活のリズムも継続するだけだったので助かりました。

勉強内容も宅建と重複している分野が多く、
特に、宅建業法や民法などは管理業務主任者の方が簡単なので、
区分所有法などに多くの時間を割くことができてよかったです。

11月は20日までに過去問を3周しました。
問題を解き、解説を読み、テキストで確認する。
これをひたすら繰り返しました。

そして、再現問題集をやると、37点でした。
ここから実力をさらに高めなくては!
残りの10日間は、択一対策編を1周し、
また再現問題集を1周やりました。

マンション管理士の試験当日。
こっちはテキストと択一対策編以外は過去問も
まったくやっていなかったのですが、試験慣れする意味でも
受けるだけ受けようと思い、とてもリラックスして受けることができました(笑)。

すると、思いの他手応えがあり、これはひょっとしたらと
都合のいい期待に胸がふくらみました。

12月に入り、送られてきた模擬試験をやったところ、39点でした。
目標40点だったのでショックでしたが、逆に奮起できました。

フォーサイトの模擬は難しめに作られていると
個人的には感じていたので不安になりすぎずにすみました。

最後の1週間で気合いを入れ直し、過去問1周と択一対策編2周、
再現問題集と模擬試験を1回ずつまたやりました。

管理業務主任者の試験当日。
山田先生の動画で気分を高め、教えの通りガムを噛んで
落ち着いて会場に入りました。

なのに、開始直後は隣の受験者のペンを走らせる音などに
心臓の音が聞こえるほど動揺してしまい、
自分を落ち着かせるために必死で先生の言葉を反芻しました。

「今日、自分は合格することが決まっている」。
そして、問題用紙の裏表紙に「さぁ、合格だ!」
と書いてから試験に臨みました。
10問くらい解いた頃でしょうか、自然と緊張はなくなっていました。

年が明けて、マンション管理士の合格発表日、
ライン36点になんと1点足りず不合格でした。

過去問もやらずに受験した割には手応えがあったのですが、
やはりそううまくいくワケありませんでした。

過去問をどれか1冊でもやっていればもう1点くらい取れて、、
とかのたうち回りましたが、むしろ、あれで35点も取れたんだと
前向きになれました。

管理業務主任者の合格発表日、46点で無事合格でした。
本当にうれしいです。
先生の教えに従って努力した成果を出せました。

トータルでみると、大体1日3~5時間、
日によって10時間の勉強でした。
テキスト3周、過去問4周、択一対策編3周、
再現問題集3周、模擬試験2周です。

過去問は時間を計って解くことが大切で、
それによって時間配分ができるようになりました。

また、細切れ時間やトイレの時間には、
追加資料や法改正の内容をチェック。
トイレは毎日入るので時間を有効活用できたと思います。

重要なことは、「テキストを読み問題を解く」
この反復をいかにやれるか、です。

そして、何よりも「絶対に受かる」という強い意志が必要です。
誰しもが初めは高いモチベーションで勉強を開始すると思います。
でも、途中でくじけそうになるときがきます。

そんなときは、先生のコラムや合格体験記を読んで
自分を奮い立たせることです。

「絶対合格」などのポスターを貼って毎日眺め、
意識を高く保つことです。

管理業務主任者に合格したことで、
次回は5点免除の申請もできるので
マンション管理士に再挑戦しようかと考えています。

山田先生、ありがとうございました。

49おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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