マンション管理士の勉強は合格点を狙い勉強しました。

性別男性
年代30代
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問
商品テキスト,費用,資料請求
ダブルライセンスFP
学習スタイル通信講座,独学
■マンション管理士 合格
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 資格取得を決めたのは、マンションに対する思い入れも強く、管理組合の理事の経験もあり、すでに持っているファイナンシャル・プランナーの資格との相乗効果もあると考えたからです。

 間違いなく取得するためには独学ではなく、やはり学校に通おうと考え、いくつかの学校を探しました。その中で、名前を聞いたこともありませんでしたが、安く講座を提供しているフォーサイトに資料請求しました。送られてきたサンプルCDを聴き、ここなら大丈夫ではないかと思い、この講座を受講しました。今では思いきって受講してよかったと感謝しています。


■勉強方法について──────────────────
 
 受講した以上は心中するつもりで「特別な勉強はせず講座についていこう」とそれだけに集中しました。事実50問全問が正解できるだけのテキストだったかどうかはわかりませんが、結果的に合格点が十分取れるだけの内容をカバーしていたと思います。

 ただし、講座だけでは内容を100%理解することは難しかったので、なるべく講座以外のソースからも関連知識を広めていって、必要な部分を最低限押さえられるようにと努力しました。

 学習開始時は、講座の進め方のとおり、最初に電車の中などで講義CDを聴きながらテキストを眺めました。そしてテキストにマーカーを引き、後半は演習問題に取り組みました。帰宅後は復習として、講義のときにあらかじめマークをつけておいた、解けなかった問題と、正解だったがあやふやな問題の順にテキストの関連箇所を見て、その答えになる理由を明らかにしながらやり直しました。

 明らかにする過程で、面白いなと思ったり、分からないと思ったところは、テキストや公式テキスト(マンション管理の知識)以外に、関連文献などを参考にしながら勉強を進めました。例えば、「管理組合規約」の項では、実際に自分のマンションの規約と照らし合わせてイメージを持てるようにしたり、「相続」などはFPのテキストを利用して見比べたりしました。

 宅建の勉強をしたことがなかったので、苦労をしたのは「宅建業法」と「民法」の部分でした。たまたま妻が行政書士の勉強をしていたので、「民法」については行政書士のテキストを見たりしました。しかし、宅建についてはテキストにのっていることを確実に押さえようと決め、テキストと講義CDを繰り返し勉強しました。

 とにかく、特別な方法はとらずにやりました。それでも、独特でなかなか耳から離れない語り口の山田先生の講義CD、さらに問題演習という一連のサイクルのおかげで、かなり頭に入れることができたと思います。

 勉強は「反復が大切」といいますが、まさにその反復を、講座を通して上手くやっているので理解しやすかったと思います。


■直前期の過ごし方──────────────────

 直前の11月に入ってからは、講義CDを聴きなおして、疑問に思ったところを復習したり、問題演習を通しで繰り返しやってみたりという地味な勉強法に終始しました。

 結局、掲示板からプリントアウトした『過去問』も時間がなく、手を付けることはできませんでしたが大丈夫でした。

 某掲示板などで、まことしやかに交換されている情報、活発に繰り広げられていた議論には興味をそそられましたが、むしろ、そういうことにとらわれることなく、ひたすら講座に集中して取れる点を取ろうと考えたのが、結果的によかったのではと思っています。

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 海のものとも山のものとも分からない学校で習うのは正直勇気がいりましたが、今では本当によかったと思い、感謝しています。我ながら、あの時の決断は正しかったと嬉しく思っています。

 即使えるという資格では決してありませんが、挑戦する以上は合格できないとおもしろくありません。勉強が趣味という方は別ですが、限られた時間でキチッと取りたい方は、多少の費用がかかっても(ここは安い方だと思いますが)、ちゃんとした講座が用意されている学校や通信講座で学ぶことをおすすめします。

 今後受験をお考えの方が、効率良く準備して合格されることを祈っています。
3おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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