社会保険労務士 濱田京子さん

実務家密着取材

直撃インタビュー
社会保険労務士 濱田京子さん

社会保険労務士   濱田京子 さん

東京都出身。1991年に聖心女子大学文学部心理学科卒業後、三井不動産株式会社に入社。人事部に勤務し、1994年に退社。その後、1996年に都内の社会保険労務士事務所に就職。1998年からトータルアウトソーシングサービスの会社に勤務し、人事、総務、経理、給与計算等のビジネスプロセス構築のコンサルティング、運用マネジメントに7年ほど携わる。その後、2005年に目標管理・人事考課システムプランニング業を行う会社に転職し、2008年度の試験で社会保険労務士試験に合格。2009年に濱田京子社労士事務所を設立。2010年に特定社会保険労務士試験に合格し、現在に至る。

濱田京子社労士事務所が運営するホームページは下記のとおりです。
URL : http://www.k-hamada.com

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「確認」ではなく、親身に「相談」出来る社労士に
現場のノウハウに従い、経営者と共にベストな問題解決を

試験に合格して資格を取得した後、実際にどのような仕事を行うのか。フォーサイトでは、活躍中の実務家を直撃し、その実像に迫ります。今回は社会保険労務士である濱田京子さんからお話を伺いました。

どのようなお仕事をされているのでしょうか

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私のキャリアは、大手企業の人事部から始まりました。人事に関する専門的な知識を吸収し、様々な企業の労務管理に携わってきました。多くの経営者の方と仕事をしてきた経験から、単なる事務代行ではなく、オリジナルの提案をさせていただいています。会社にとって大切な資源である「人財」に関する課題を抽出し、現場で蓄積されたノウハウに基づき、それぞれの会社に応じた実践的なアプローチで解決に導いています。現在メインにしている業務は、3つですね。具体的に言いますと、まず、人事制度や就業規則、在宅勤務規定等の「運用しやすいルール作り」、そして、労働時間、目標管理制度の導入、雇用調整等に関する「現実的なコンサルティング」、さらに難解な法律用語をわかりやすく解説する「労働法令セミナー」も行っています。私の場合、単発案件よりも、顧問として長いおつきあいをさせていただくことが多いですね。

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自分ならではのオリジナルの提案をするという濱田さん

自分ならではのオリジナルの提案をするという濱田さん

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資格を取るまでの歩みを教えてください

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社労士という職業を選んだのは、偶然ですね。大学卒業後、たまたま入社したのが大手企業の人事部でした。そこで人事に関する専門知識を得て、結婚を機に退職しました。それから離婚を経て、転職したのが、給与計算・福利厚生・人事、総務・経理・情報システム、教育研修等のアウトソーシングサービスを提供する会社でした。約7年間在籍した後、大手企業の人事評価・目標管理システムに関する業務設計、コンサルティングを行う会社に移り、気がつくと人事・労務系のキャリアを積みあげていました。もともとキャリアの統一志向はありましたが、「そろそろ何か形に残るモノを」と考えた時に頭に浮かんだのが、社会保険労務士という国家資格でした。「やらずに後悔していることを今日からやろう」と決断し、すぐに会社を辞めました。一度受験した経験があったので、「生半可なやりかたでは受からない」と思ったからです。8か月ほど資格の勉強に専念し、2008年度の試験で合格しました。

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読書家である濱田さんのオフィスにはさまざまな書籍が

読書家である濱田さんのオフィスにはさまざまな書籍が

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独立のきっかけは何でしょうか?

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実は、独立プランを考えないまま、社労士の資格にチャレンジしました。試験から合格発表まで時間があったため、社労士事務所に入所し働く中で、「私にも出来るかもしれない、チャンレンジしたい」という思いが湧いてきました。私は大手企業内での人事経験だけでなく、中小企業で人事サービスを提供する業務の経験も積み、お客様の反応を直接目にしてきました。そこで、サービスを提供する側が「どういう問題に対し、どういう解決策を持っているか」ということがお客様にとって一番重要ではないかと常々考えていました。事務所を経営していくという点については不安もありましたが、まずは「お客様に直接評価していただきたい」という思いで2009年に独立しました。

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女性ならではのきめ細やかなサービスを提供する濱田さん

女性ならではのきめ細やかなサービスを提供する濱田さん

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仕事の魅力、やりがいは何でしょうか?

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お客様に喜んでいただける仕事が出来た時、一番やりがいを感じますね。どんな仕事にも共通することかもしれませんが、社労士の仕事はいいことばかりではありません。ですが、複雑な問題が無事解決したときは、ホッとしますね。どんな問題も、解決策はひとつではありません。選択肢はいくつもあり、経営者が「何を大事にするか」によって、その会社にとって最善策は変わります。私は、「これしか方法はありません」、「こうでなければいけません」ということは言わないようにしていますし、出来るだけ多くの選択肢を提示し、ご説明することが私の役割だと考えています。月並みですが、問題が無事解決した後、お客様から「ありがとう」と言っていただけたときは嬉しいですね。

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濱田さんの趣味は陶芸

濱田さんの趣味は陶芸

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社労士としての自覚、必要なものは何だとお考えでしょうか?

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一番大事なのは、コミュニケーション能力だと思います。お金をいただき仕事をしている以上、私たちはプロであり、経営者と共に腹をくくらなければならないと思います。社労士として、専門的なことを一般の方にわかりやすく伝えるための技術は必須です。また、士業に限らず、どんな仕事でも共通していえることかもしれませんが、自分の知識を高め、レベルアップしていかなければなりません。これまで扱ったことのない案件が入ることもありますし、それを断っていては成長できません。弁護士をはじめとする士業の方々、他の社労士の先生とも提携してはいますが、私自身もさらに経験値を積み上げ、スピーディによりお客様に満足していただける仕事をしていけるようにしていきたいと思っています。

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特定社会保険労務士の資格も有する濱田さん

特定社会保険労務士の資格も有する濱田さん

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メッセージ

国家資格の取得はゴールではなく、スタートだということを独立・開業した今になって、よく実感しています。受験生時代、私は試験のための勉強は、あまり好きではなかったのですが、仕事の上で役立っています。業務をしていく上でも、今後勉強は欠かせません。受験生の皆さんにも是非頑張ってもらいたいなと思います。


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