社労士試験2014に合わせ基礎を学びなおすと決めました

性別男性
年代30代
試験年度2014年(26年度)
職業正社員(サラリーマン)
受験回数2回目
合格したのは受験2回目でした。

そもそも社会保険労務士試験を意識し始めたのは、現在勤めている会社に転職、総務課に配属された年(2009年)の翌年(2010年)からで、合格した今年(2014年)からすると既に5年は経過しています。

ただ、本格的に勉強したのは2011年に他社の通信教育による勉強からで、課題提出タイプの通信教育でしたが、勉強範囲の広さに途中で挫折してしまい、それ以降は市販テキスト等を使用した本読み程度の勉強を行っていました。

社会保険労務士試験を真剣に受験してみようと決心したのは、38歳の誕生日を迎えた2013年1月でした。

その理由は、現在の仕事は従業員の雇用保険・社会保険関係手続きの対応を行っているのですが、社会保険労務士になれば現在行っている仕事の範囲を広げられるかもしれないと思ったためです。

2013年度受験当時の勉強は、独学によって基礎知識は出来たと思い込み、ただひたすら市販の過去問を解くことを中心にした勉強を6月頃までしていたので、初めて模擬試験を7月上旬に受験した時に、択一式・選択式両方とも平均点を下回っていたため大変ショックを受け、

2013年度試験での合格は到底無理だと判断して、2014年試験に向けてもう一度基礎知識から学び直そうと決意しました。(結局、昨年に本試験を受験した結果も択一式・選択式共に合格点をかなり下回る結果でした。)

学習方法としては、フォーサイトが推奨されている学習方法を信じて道場破りサイトに掲示されている学習スケジュール通りにやってみよう思いました。

2013年7月~2014年4月までは、以下の1)~3)を1教科当たり2週間以内で終了させるようにして、全教科を4回繰り返しました。

1)テキストを見ながら講義DVDを1度視聴し、テキストにはアンダーラインを引きました。

2)その後、再度テキストのみを精読し、各章の精読が終わったらチェックテストを行い、1教科分の精読後は道場破りの確認テストを行いました。

3)ストップウォッチを使用して時間を計りながら過去問を解き、過去問解説講義DVDの視聴も行いました。

過去問を解く時には、フォーサイト支給の専用ノートを使用して、1肢ごとにどこを直せば正しい答になるのかを書きました。3回目途中からは専用ノートの空きスペースが無くなり、市販ノートを購入して追加記入をしました。

また、自動車通勤なので自動車搭載のDVDシステムを使用して講義DVDの音声のみを聴き流して通勤し、昼休みは昼食後に合格カードを使用してスキマ時間も可能な限り勉強を行いました。

勉強時間の管理は合格手帳を使用して、毎日の学習時間と週累計時間を書いていきました。平日は1~2時間、休日は3時間程度の勉強を行い、休日のうち1日は勉強をしない日を作っていました。

勉強環境は平日・休日ともに自宅内で学習を行っていました。その結果、2013年7月~2014年4月までの勉強時間が週累計20時間ぐらいでした。5月以降は、それまで過去問を繰り返し解答している中で何度も間違えている問題のみ抽出して再度正しい文章への書き直し等を行いました。

また、フォーサイトの直前対策講座も活用して勉強を行いました。

他社の模擬試験も3回受験をして、模擬試験で間違った問題を重点的に復習しました。勉強環境も平日は自宅で学習をしましたが、休日は図書館の自習室を活用して他人がいても集中して勉強に取り組めるよう訓練することを目的として勉強を行いました。

また、学習時間も若干長くして平日は2時間、休日は6時間勉強しましたが、それでも休日のうち1日は勉強を休む日をつくって勉強疲れが蓄積して、仕事に影響が出ないように注意しました。

8月に入ると、さすがに平日は3時間ぐらい勉強を行い、休日及び夏季休暇期間も1日10時間は勉強時間にあてました。試験日の2日前からは年次有給休暇を取得して最終チェックを行い、試験日当日を迎えました。

試験本番は、午前中の択一式試験開始直後は緊張しすぎて問題を解くのに時間がかかりましたが、1科目分を解き終わるころには緊張がほぐれ順調に解答することができ、午後の選択式試験は緊張もなく試験を受けることができました。

結局、今回の試験のための累計勉強時間は800時間を超えましたが、1年以上も同じ勉強を続けられたのは、1日の勉強をダラダラと長時間するのではなく、短時間で集中する方法が良かったと思いました。

また、「努力は人を裏切らない」という言葉を何度も自分に言い聞かせて勉強に取り組んでいました。社会保険労務士として来年(2015年)には登録したいと考えています。

社会保険労務士試験には合格はしましたが、まだまだ知識不足と自覚していますので今後も知識を磨くための勉強を継続していきます。

最後に、フォーサイトの通信教育に出会えたことに感謝致します。ありがとうございました。
1おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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