CDばかりを聴いて社労士の問題を繰り返し解いたあの頃

性別男性
年代40代
職業正社員(サラリーマン)
11月~4月は、1日平均1時間勉強しました。5月~8月は平均4時間です。延べ634時間になります。GWから一気にペースを上げて、土日はほぼ一日中勉強していました。

平日は通勤時間、休日は終日勉強に充てました。仕事との両立のコツは、仕事で疲れた日は無理しないということです。またリフレッシュも大事だと思います。

今回が初めての挑戦でしたので、覚えることが多く苦労しました。頭に詰め込もうとすると苦しくなるので、一度に深く理解しようとせず、何度も繰り返すことを心がけました。とにかく復習、復習、復習です。

往復1時間の通勤時間は、基礎編の講義CDを聴いて、聴いて、聴きまくりました。帰宅後や休日は、『過去問』を中心にしました。まずは解いてみることです。間違った問題は、テキストに戻って理解します。

社労士試験は範囲が広く、『過去問』を解くのに時間がかかるので、全科目・全問通して解くのは、1ヶ月に1回程度のサイクルとし、それまでの期間は、間違えた問題のみを繰り返し何度も解きました。

基礎編については、テキストを通しで読んだのは2回くらいで、講義CDばかりを繰り返し聴いていました。通勤時にCDを聴きながら、ぶつぶつ復唱しながら歩いていると、集中できるし、頭にもよく入ります。

『過去問』や予想問題は、CDを1回聴き、その後はテキストを見て、問題を繰り返し解きました。

各教材について、全科目・全問を通して解いた回数は──

『過去問』が3サイクル、直前対策講座(選択)が2サイクル、直前対策講座(年金・択一)が11サイクル、予想問題集が2サイクル、模擬試験が2サイクルです。

直前対策講座は、横断まとめ編、法改正対策編は、テキスト・講義CDとも何度も繰り返し学習しました。とくに横断まとめ編は、『過去問』で間違えたときに読み返すと、間違えやすいポイントを効率的に覚えることができるので、直前の知識定着に非常に有効でした。

精神面を維持するには、勉強日誌をつけることです。毎日積みあがっていく学習時間を見ていると、これまでの努力をムダにできないと、自然に思えてきます。付録でいただいた合格手帳は、心強い味方でした。

1カ月前に模擬テストをやりましたが、今の自分の位置(ゴールまでの距離)を知るのにとても役に立ったと思います。

残り1カ月でどれだけ正答率をあげなければいけないか、どれくらいの速さで解かないと間に合わないか、長丁場の試験をどのようにペース配分するかなど、1カ月後の試験に向けて、やらなければならないこと、またやるべきでないことが明確になりました。

入門編で教えていただいた通り、合格するためには「基本」、「過去問」、「法改正」をしっかりやり、簡単な問題を取りこぼさないことです。あとは、結果を恐れずに、自分を信じて、ひたすら勉強することです。

模擬テストのときの実力では合格には辿り着けなかったと思いますが、試験前1カ月間の集中勉強によって、自分でも驚くほど実力が上がったように感じました。

おそらく、それまでコツコツと積み重ねてきたものが、最後の集中力で一気に頭の中で統合されて、解答する力として結実したのだと思います。


■加藤先生へ

一度もお目にかかったことがないのに、1年間教室でお世話になったと錯覚するぐらい、講義CDを繰り返し聴かせていただきました。耳からの学習が得意な私にとって、先生のCDは欠かせないツール(授業)でした。

おかげさまで無事一発合格することができました。本当にありがとうございました。
5おめでとう

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