社労士の試験勉強で失敗しないためのマル秘テクニック

性別女性
年代20代
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
私は、合格体験記を読んで参考にして勉強を始めました。私の合格体験記を読んで少しでも参考にしていただければ幸いです。


◆フォーサイトの決め手はDVDと受講料

12月から勉強を始めました。テキスト、過去問だけでなく、DVDもあってそれに割安であることが決め手になりフォーサイトにお世話になることを決めました。

各科目2,3回DVDを見たあとは、図書館に行ってほぼ毎日3時間くらい勉強をしました。確認テストや過去問を中心に問題演習をして、テキストで確認する方法を繰り返しました。


◆模擬試験では自信をなくすも…

GW後からは、勉強時間を4~5時間くらいに増やし、6,7月には、他校の模擬試験を通学して受けてみました。

本試験の練習ができたのはとてもよかったのですが、選択式は基準点不足の科目があったり、択一式は40点前後が続き、勉強した成果がでているという感じはしませんでした。基礎講座と過去問講座だけにする予定でしたが、不安になったので7月下旬に法改正講座を受講しました。

しかし、8月になってから実施したフォーサイトの模擬試験も、選択式は30点でしたが1科目基準点不足、択一式にいたっては35点という自信をなくす結果でした。

でも、点数そのものはあまり深く気にしないようにして、徹底的にダメだった問題をやりなおしました。


◆加藤先生のカンが当たった

本試験本試験当日は、会場が開く前にたくさんの受験生が集まってきて、とても緊張感がありました。午前中の選択式は、厚生年金、国民年金の出題問題がちょっと意外でしたが、救済があればなんとかなるかなという手ごたえでした。

休憩の後、午後の択一式も労働基準法から徴収法までは順調に問題を解くことができて、この調子なら合格できると思えるペースでした。しかし、労働一般に入ってからペースが狂いました。

DVD講義の中で、加藤先生が「今年は労働経済の問題が多くなるかも」とおっしゃっていたと思いましたが、本当に本試験で現実になり、わからない問題が続きました。

労働一般5問すべて後回しにして、社会一般に進みましたが、そこから先は半信半疑が多くなり、国民年金まですぐにマークできた問題は半分程度でした。そのあと見直しをして、最後の20分くらいで一般常識の問題を終わらせて試験終了となりました。

すべての問題に目を通してから、見直しの時間が1時間くらいあったと思いましたが、それにもかかわらず一番不安な一般常識を最後の20分で無理やり終わらせたような感じでしたので、一般常識の基準点不足になっていなければいいなというのが終わった後の感想です。

来年受けることがあれば、基準点不足になりそうな科目を重点的に見直すべきだなと反省しました。


◆解答速報で合格を確信

本試験を終えて帰る際に配られていた選択式の解答速報で、まずまず解答できていたこと、基準点不足になりそうな科目がないことを確認して、ますます択一式の基準点不足のことが気になりながら帰りました。

翌日には択一式の解答速報を見て、50点以上取れていそうなこと、基準点不足もなさそうなことを確認できたとき、合格しているなと自信を持ちました。択一式で模擬試験も含めて初めて50点以上でした。


◆苦労が報われた!合格発表でホッとしました

11月になって合格発表があり、自分の受験番号を見つけた時にはほっとしました。

多少合格基準が上がっても、マークミスさえなければ合格できると思っていたので、合格したという感動は薄かったですが、2ヶ月くらい待たされるのでやっと落ち着きました。

前年12月からこのために頑張ってきたので苦労が報われてうれしかったです。自己採点のとおり選択式30点(救済なし)、択一式54点でした。


◆勉強時間が合格の要因です!

勉強してきた日々を振り返ると、正直自分自身が合格に直結する無駄のない勉強ができていたかどうかは分かりませんし、もっと無理無駄ない勉強方法があったと思います。

しかし、勉強時間は充分に取ることができそれだけは自信がありました。本試験には当然初めて見る問題や難しい問題が出てきますが、それが当たるかどうかはやったかやらないかの違いなのではないかと思います。

過去問を繰り返し、そして不安なところはテキストに戻ってみる、科目が多いのでこの勉強方法でいいと思います。また、模擬試験は受けてみたほうがいいですが、点数は気にしないほうがいいと思います。本試験では満点は必要なく6,7割正解できればいいのです。

本番直前に5割くらいの正解率でも、各科目あと1,2点できればいいし、本試験でそれがでればいいのです。充分勉強できたと自信のある人は、本試験で思っていた以上の点数がとれると思いますので、日々の積み重ねが大切だと思います。


◆本試験直前は、確実な知識をより確実に!

それと、私は本試験1,2週間前くらいからどのように本試験までの勉強をしようか迷いました。何回やっても間違える過去問や試験直前に暗記しようと思っていたところを中心に勉強して試験に臨もうとしていました。

しかしこのやり方だと、今度は今まで理解できていたところまであやふやになってしまいます。本試験を受けているときに、確実に当たっている、確実に間違っていると判断できないのはかなり痛いです。

本試験直前は確実な知識をより確実にしていくことがいいと思います。


◆フォーサイトで勉強をしてよかった!

私はフォーサイトで勉強してよかったと思っています。受講料は安いほうがもちろんいいですし、質問できるのがメールのみというのが若干不安でしたが、結局はあまり気になりませんでした。

唯一心残りがあるとすれば、合格宣誓モデルに応募しなかったことです。資料は取り寄せてみたものの、合格と受講料が無料の一石二鳥はちょっとおいしすぎるなと思ってしまいました。

自分は特に資格があるわけではないので、まずは早くひとつお金を払ってでも欲しいと思っていたので応募をしないことにしました。もし応募していたら合格していなかったかもしれませんが、今そのように思っていられるのも合格したからです。

でも応募されている方もどんどんふえているようですので、もう1年遅い受験だったら応募しているかもしれないですね。

最後に、加藤先生、フォーサイト関係者の皆様、おかげさまで1回の受験で合格することができました。ありがとうございました。
5おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る