14ヶ月間の社労士の勉強時間を細かくリポします

性別男性
年代30代
職業その他職業
フォーサイトに出会ったのは、2010年の9月でした。

社労士を志したものの、通学する時間や費用も無く、通信講座で出来るだけ安く、かつ、信頼のおけるものを、と探していて見つけました。ただ、受講はしたもののその頃は仕事で残業や出張も多く、疲れを言い訳にして、数日に一度、1日に1時間もテキストを見ないという有様でした。

これではダメだと思い、正社員として長年勤めていた仕事を辞め、公的機関での臨時職員という形で働き出し、本格的に勉強を始めたのが去年の10月末でした。

課にもよると思いますが、事務方でも民間の仕事と違って、気兼ねなく定時で帰れるのは、勉強時間の確保には適していたと思います。私の場合、妻が正職員として働いてくれていたおかげで、小さい子供達(5歳と3歳)がいても、何とか生活も出来たということも恵まれていたと思います。

世間体や、自分自身の中での葛藤に耐えられる方にはこういった思い切りもお薦めなやり方ではないかと思います。

1.勉強時間等

・2010年9月~2011年10月(約14ヶ月) 

勉強時間:トータル:281時間44分 
 
ペース:2~3日に1度、1時間/日程度。


・2011年11月~2012年8月(約10ヶ月) 
勉強時間:トータル:821時間21分 
 
ペース:月曜~金曜は、3~4時間/日 
 
土日、祝祭日は8~12時間/日

私の場合、勉強のため仕事を変え、本格的にやり出した2011年11月当初は、最初という事もあり、週18時間以上を目標にし、週に1日は勉強をしない日を作ってやっていました。

しかし、年明けの2月、3月、4月にペースをくずし、ひどい時は週に3時間しか勉強しない日も有りました。

失ってしまった時間と、残りの時間を考え、半ば諦めも入りましたが職場の人達や周りの人達の応援や支えもあり、

「なぜ、この就職難に安定した仕事を辞めてまでこの資格を目指したのか?」

という初心を思い出し、5月からは仕事帰りに毎日、無料の自習室などで勉強時間を確保し、休みの日は図書館の自習室で開館から閉館までほぼ毎週通い、上記時間をこなすことが出来ました。



2.教材等 

私の場合、試験自体は今回が初受験でしたが、教材自体は、2011年度分の基礎講座+過去問講座+CD+DVDセットを受講していましたので、

今年度は基礎講座+CDセットのみの受講とし、過去問などは、フォーサイトの昨年度分のものを法改正箇所を都度訂正する形で使用し、試験の1ヶ月前に市販の直前対策模試問題集を1冊買い、模試に関してはその本にあった2回分だけをやりました。

ただ、フォーサイトの過去問題集やテキストは非常に良くできていて、きっちりとやりこめば、他社のテキストや問題集は不要だと思います。

重要度の表記や、章ごとのチェック問題、選択対策問題集、択一対策問題集、なども非常によく、試験対策としては必要にして十分だと感じました。

私の場合、テキスト、問題集を3回ずつ繰り返しましたが、理解不足を感じたので、時間があれば後一回くらいやっておけば試験の時に自信を持てたと思います。

今回の試験も、難易度が高く感じる問題も科目によってはありましたが、それでも試験中は半分以上は自信を持って回答出来ましたし、結果的に択一で七割以上、選択式で八割以上、得点することが出来ました。もう少し教材をやりこんでいたら、合計で八割以上も可能だと思いました。

私の場合、途中でペースダウンしたことや、昨年があまり本腰を入れて勉強出来ていなかったこともあり合格まで時間がかかってしまいましたが、やる気とやり方次第で、社労士試験は一発合格は難しくないと思います。

これから学習される方も、フォーサイトの教材は是非お薦めだと思います。社労士に限らず、資格試験の勉強は本当に孤独で、大変なことだと思います。

周りの人がみんな、自分より立派に見えるくらい卑屈になることも、自暴自棄になることもあると思います。実際、私がそうでした。でも、自分と頼れる教材を信じて頑張れば結果は出ます。

資格試験の合格自体はスタートにしか過ぎないことはわかっていますが、この講座を選べたことでやっと自分もこれからの人生のスタートラインに立つことが出来た気がします。

今しばらくの間は、素直に喜びたいと思います。 本当にありがとうございました。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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