フォーサイトで社労士を勉強すると次が待ちきれなかったです

性別女性
年代30代
職業公務員
私は、以前に、独学で勉強しようと、参考書や問題集を購入したことがありました。しかし、独学では難しく、途中で勉強が苦痛になってしまい、受験の申し込みをする前に挫折したことがあります。

そんな私がフォーサイトの通信講座で、初受験で無事に合格することができました。これも、加藤先生をはじめフォーサイトのスタッフのみなさまのお陰だと感謝しています。

フォーサイトのテキストや加藤先生の講義はとても分かり易く、勉強が進むにつれ、勉強が楽しくなってきました。次の教材が届くのが楽しみで待ちきれないことも多々ありました。


以下に、私の勉強法をまとめてみました。


1.学習開始~試験2ヶ月前

テキスト、講義が分かり易いだけでなく、フォーサイトには通信で勉強するのにとても心強いツールやノウハウがあります。例えば、学習スケジュールを立てるのに、とても役立ったのが「道場破り」です。

1週間の勉強に充てられる時間を入力するだけで、スケジュールを立ててくれるのです!始めはペースが分からないこともあり、とにかくこの「道場破り」のスケジュール通りに勉強をすることにしました。

この「道場破り」の学習手順通りにすれば、必然的に何度も講義を視聴したり、テキストを読み返したり、過去問を解いたりすることになります。始めのうちは、同じことを繰り返すのは面倒だと思うこともありましたが、何度も繰り返すことで、記憶が定着してくるのを感じました。

おかげで勉強が楽しくなり、「道場破り」のスケジュールよりも早いペースで勉強していることもありました。いつもは計画倒れになってしまうのに!と自分でも驚きでした。

私には小さな子どもがおり、仕事もしていますので、勉強時間はとても貴重でした。勉強時間を捻出するために、夜は子どもと一緒に9時に寝て、朝5時に起き、毎日、朝の1時間半~2時間を勉強に充てることにしました。

また、通勤電車の中では、その日に視聴した講義や解いた過去問の該当箇所の講義をMP3プレーヤーで聴いて、その日のうちに復習するよう心掛けました。

試験までにトータルで500時間程度しか確保できませんでしたが、無事に合格できたのも、スケジュール管理を「道場破り」がしてくれたこと、時間に余裕がないので、集中して勉強できたことが理由として挙げられると思います。

その他にも加藤先生が講義の中の「coffee break」や、ブログでお話されることはとても参考になり、励みにもなりました。


2.試験2ヶ月前~直前期

次にオススメしたいのが、「直前講座」の「法改正編」です。23年の選択式の労災は5問中2問が障害等級表からの出題で全く太刀打ちできませんでした。

しかし法改正講座を受講していたお陰で、他の3問は正解することができ、基準点を確保することができました。法改正はとても重要なので必ずチェックが必要と言われていますが、そのことを身をもって体験しました。

試験2ヶ月前には、一通りの勉強を終えたので、過去問と予想問題集を繰り返し解くことにしました。この時に気を付けたのが、1日に必ず全ての科目の問題を解くことです。

社労士試験では、苦手科目を作ってはならないからです。そして「間違えた問題ノート」を作り、間違えた問題は(答えは合っていても知識が定着していないと思う問題も含めて)テキストを読み返し、自分でまとめていくことにしました。

よく、勉強するときに、テキストを自分なりにまとめる方がいますが、私には時間がなかったこと、またテキスト自体がよく出来ているので、まとめる必要がないと感じたことから、「まとめノート作り」はしていなかったのですが、この「間違った問題ノート」は試験直前に、とても重宝しました。

自分の苦手箇所が一目で分かるからです。

そのおかげで、試験直前は弱点だけを重点的に勉強できました。

フォーサイトの教材はとても素晴らしいのですが、強いて使いづらかったところを挙げるとすると、暗記シートです。

テキストに暗記シートが付いているのですが、暗記シートを使うと他のところが見づらくなったり、よく見ると、赤い文字が見えてしまったりするので、暗記チェックにはあまり向いていませんでした。(近いうちに改善されるようですが・・・)

それを補うために、テキストを縮小コピーし、暗記用のマーカーを引いて、試験2ヶ月前から、毎日、暗記のチェックをしました。そして覚えたところを引き抜いていき、試験直前には、苦手なところだけの暗記チェックを繰り返し行いました。

何度もテキストを読むと、絵や図を見ただけで、記憶が引き出されてくるのを感じました。フォーサイトのテキストは絵や図が多いのが特徴ですが、それはただ分かり易いということだけでなく、記憶にも残りやすいという効果もあるようです。

最後のオススメは、本番の試験会場に向かう途中の電車で「加藤先生の講義を聞くこと」です。

もちろん、試験前日までに「これで合格しない訳はない」というほど勉強したつもりでいましたが、試験会場に向かう電車の中で、オリジナルノートや、有名資格スクールのテキスト(どちらもボロボロになるまで使い込まれている!)を広げて勉強している人達の姿を見ているうちに、どんどん不安になってきました。

そこで、私は講義CDを聞くことにしました。もちろん、緊張や不安で講義の内容はなかなか頭に入ってきませんが、加藤先生の声を聞いているうちに「あれだけ勉強したんだから大丈夫!」という気持ちになり、本番では、自分でも驚くほど、落ち着いて問題に取り組めたと思います。


3.これから受験されるみなさんへ

よく試験に合格するのに○○時間の勉強が必要などと言います。もちろん量も大切だと思いますが、もっと大切なのは、集中して効率よく勉強することだと思います。

そのために、私が実行したのは、フォーサイトの教材だけを繰り返しやること。同じ教材を何度も繰り返し勉強するほうが、確実に身に付きます。

書店にはいろいろな社労士受験用の教材があり、「暗記に役立ちそう」などと、つい、目移りしてしまいそうになりますが、フォーサイトの教材だけで充分です。

そして、毎日勉強すること。体調が悪い日でも、旅行中でも、必ずCDだけでも聞く、テキストのコピーに目を通すなど、自分でルールを決めて実行することです。

CDを聞いただけで、結局、何も頭に入らなかった・・・なんて日も出てくると思いますが、大切なのは続けること。それが、モチベーションの維持や、試験本番の「自信」に繋がると思います。

効率よく勉強すれば、短期間でも、勉強量が少なくても合格できます。フォーサイトの教材は、その点、とても優れていると思います。
23おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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