家事・育児・仕事の合間を縫って勉強し、見事合格!

鄭さんは、現在(2013年1月)1歳の娘さんを持つ会社員。社会保険労務士の試験を受けようと思い立ったのは、娘さんがまだ生後7か月だった時期。産後育児休暇で短時間勤務とはいえ、仕事に家事に育児に、とフル回転の毎日。その中から勉強時間をひねり出して、見事合格! 以前から憧れていた「士業」の仲間入りを果たしました。「もう1人子どもがほしい」という鄭さんは、将来の人生設計も考えて、資格試験にチャレンジしたそうです。

人物
対象講座
社会保険労務士通信講座
受講講座
社会保険労務士バリュー2 DVDコース
プロフィール
30代 会社員

なぜ社会保険労務士の資格を目指したのですか?

子どもがいても続けられる、自由度の高い仕事を目指したい! 後輩の社会保険労務士試験合格を機に、士業にチャレンジする 意欲が湧きました。

子どもがいても続けられる、自由度の高い仕事を目指したい! 後輩の社会保険労務士試験合格を機に、士業にチャレンジする 意欲が湧きました。

今の会社でしているのは、総務の仕事。簿記2級は持っているのですが、「ワンランク上の資格を目指したい」と日頃から思っていました。

私は法学部出身ということもあり、弁護士や司法書士、行政書士などの資格を持った友人が周りに多くいます。士業に対して憧れや興味がありましたが、「そういう資格試験は難しい。自分にはとても無理」、そう諦めていました。

結婚して子どもを産み、育児休暇を取得。その後、自宅勤務にしたことで、家にいる時間が増え、以前よりも多くのことを考える時間が出来ました。

社会から少しずつ取り残されていくような不安を覚え、「何か肩書きを持っていたら安心できるのではないか」、「子どもはもう一人ほしいので、生活パターンの変化に合わせて働ける、自由度の高い仕事に就きたい」と思うようになりました。

そんな時、以前勤務していた会社の後輩から、「社会保険労務士試験に合格しました」という知らせを受けたんです。それまで高嶺の花だった士業がぐっと近づいた気がしましたね。「もしかしたら自分も受かるかも!」と(笑)。

通信教育を、その中でもフォーサイトを選んだ理由は?

育児最優先につき、選択肢は独学か通信の二つに一つ。お気に入りの入門書の著者がフォーサイトの講師と知り、即決しました。

一念発起したとき、娘はまだ生後7ヶ月。通学は考えられませんでした。独学も考えましたが、まず自分に適切な教材を探し出せるのかどうか不安だったので、通信教育を選びました。いくつか資料請求した中に、フォーサイトも入っていました。

たまたま同時期に、書店で資格参考書のコーナーを見てまわっていたところ、加藤光大先生の入門書を見つけました。ビックリするほど、すごくわかりやすく書かれていました!その後、フォーサイトのHPに加藤先生の動画を発見!資料が届くよりも前に申し込んでしまいました(笑)。

育児最優先につき、選択肢は独学か通信の二つに一つ。お気に入りの入門書の著者がフォーサイトの講師と知り、即決しました。

フルカラーテキストや講義DVDなど、実際に教材を使ってみた感想は?

ベーシックなテキストは、十分かつ無理なく学習できる分量。程よい余白のあるテキストに先生のコメントを書き込みました。

本音を言ってしまうと、他と比べて価格が安いので、どういう教材が届くのか、ちょっと不安でした。でも、届いた教材はボリューム十分。信頼度がアップしました。

他社の教材や市販の参考書と比べてみると、とっても薄く、持ち歩くのにも便利。薄いけれど、内容に過不足はありませんでした。私にはピッタリの量。学習時間がそんなに多く取れなかったので、もっと分量が多かったらくじけていたかもしれませんね。

質問は一度もしたことがありません。先生が講義の中で、「わからないところがあっても、あまり深みにはまらないように。さらっと進んだほうがいいですよ」と仰っていましたが、ナイスアドバイス!確かに疑問が湧いても、実力がついてくると、その疑問がふうっと解けることがよくありました。結果的に、質問システムは一度も使わなかったのですが、今考えると、ちょっともったいなかった気がします(笑)。

ベーシックなテキストは、十分かつ無理なく学習できる分量。程よい余白のあるテキストに先生のコメントを書き込みました。

一番よく活用した教材は?

夫がため息つくほど、DVDを視聴しまくり(笑)。『道場破り®』を使って問題を解くスピード感を養いました。

とにかくひたすらDVDを視聴しました。夫が「この(講師の先生の)顔、見飽きたヨ」とため息つくほど(笑)。子どもと一緒にいるときも、家事のときも、常にDVDをかけていました。移動の際には、単語帳も活用しました。

DVDとテキストで基本をおさえた後は実際に問題を解いて、勘どころを養いましたね。あえてノートは作らず、DVDで先生がおっしゃったポイントなども、全部テキストに書き込みました。

『道場破り®』は、勉強を始めた頃、すごくお世話になりました。ペース配分が分かる仕組みになっているので、そのペースがつかめるまではよく使いました。

直前期は『横断まとめ編』や『年金総まとめ編』で力をつけました。この頃に受けた模試の偏差値が真ん中くらいで、ものすごく焦りました。その後、『横断まとめ編』や『年金総まとめ編』が来て、不安解消。あやふやな点を総まとめでしっかり固めて、ぐっと力がつきました。

夫がため息つくほど、DVDを視聴しまくり(笑)。『道場破り®』を使って問題を解くスピード感を養いました。

自分なりに工夫した「勉強テク」おしえてください!

「満点」ではなく「合格ライン」を目標に。完璧でなくてもほどほどに理解しつつ、反復・復習でカバー。

とにかく反復・復習に明け暮れました。テキスト、DVD、そして過去問。 過去問は最低でも3、4回はやりました。過去問で間違えた箇所は、テキストに戻って復習。その繰り返しです。過去問をたくさんやることで、出題者の意図を考えるようになりました。

チェックテスト、確認テストも、やはり1回でクリアしようとは思わず、反復しました。繰り返すうちに出来るようになる。はじめから完璧な解答を狙わず復習を繰り返し、カバーしようと。

「完璧な満点を目指すのではなく合格ラインを狙う」というフォーサイトの考え方が、私にぴったりだったと思います。一般的には、「社会保険労務士試験に合格するためには1000時間必要」といわれますが、私にはそんな時間をかける余裕はありませんでした。最初、700時間を目標にした計画を立てました。今、『合格手帳』を開くと、最終的には600時間の計画に落ち着いたことがわかります。

5月に娘が1歳になったのですが、それまでの勉強時間は1日2時間程度。その頃から徐々に勉強時間を増やしていき、8月になると1日7〜8時間くらい。模試には3回行きましたね。1回目は全然時間が足りず、2回目もギリギリ。3回目でようやく時間に余裕を持って解くことができました。

初めての試験ということで、本番の雰囲気がよくわからなかった私は、会場の雰囲気に慣れるという意味でも、模試には行ってよかったと思います。

これから社会保険労務士試験を目指す皆さんに、アドバイスをお願いします。

自分の実力を信じ、自分の選んだ教材を信じ、合格に向け努力を続けていけば、不可能はないと思います。

自分の実力を信じ、自分の選んだ教材を信じ、合格に向け努力を続けていけば、不可能はないと思います。

一番大切なのは、自分を信じることだと思います。自分の実力を信じる。私の場合、模試の結果があまり良くなかったので、最後まで自信が持てなかったんです。

でも、気づかないうちに実力はついていたんですね。それがわかっていれば、もっと気持ちが楽だったのではないかと思います。でも、もしわかっていたら、油断してしまったかも(笑)?

自分と、自分が選んだ教材や勉強法を信じることが大切です。途中で、悩んだり迷ったりしてしまうと、モチベーションが下がります。もちろん、ただ信じるだけではなく、合格に向けて努力が不可欠です。私は「今は受験生なんだ」と自分に言い聞かせて頑張りました。

家事も育児も時間をかけたいけれど、この7ヵ月だけは頑張ろう、と。だからこそ、1回で受かりたいと思ったし、実現したんだと思います。

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