宅建 粟野悠歩さん

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直撃インタビュー
宅建 粟野悠歩さん

宅建

粟野悠歩さん

IT系のサラリーマンが、不動産業へ
『石の上にも三年』の心意気で、
地域に根差し、信頼関係を構築

2001年 札幌市内の高等学校を卒業
2001年 地元でIT系企業に就職も、約2年後に倒産
2003年 東京の建築関連企業に転職
2009年 建築関連企業を退社
2009年 宅地建物取引士資格取得
2010年 株式会社 Y-PLANNINGを開業


URL : http://hatosan.jp/detail/companyIndex/a0D1000000HUnUxEAL

粟野さんが3年前に独立・開業した「株式会社 Y-PLANNING」。その名前から、クリエイティブ系の業種をイメージする人もいるかもしれませんが、れっきとした不動産会社です。高校を卒業後、一般企業に就職した時点では、「考えもしなかった」という現在の仕事。地元・北海道から遠く離れた東京・荒川区で、着実に足場を固め、実績を積み上げています。社名に込められた思いや地域との関わり合いも絡めながら、粟野さんのこれまでの歩み、そして、これからの展望を伺いました。

IT業界から建築業界への転職

札幌で生まれ育った粟野さんは、高校の普通科を卒業後、地元に支店があるIT系企業に就職。社会人生活のスタートは、不動産業とは関連のない業界でした。

「高校を出てからどうするか考えたとき、まずは早く独り立ちしたいという気持ちが強かったんです。といっても、何か起業しようなどという具体的な設計があったわけではなくて、もっと単純に、できるだけたくさんお金を稼いで、経済的に独立したかったということですね」

その意欲を存分に生かし、主に中小企業を顧客とする営業活動に励む日々。ところが、入社しておよそ2年後、勤めていた会社が倒産してしまいます。そこで、改めて転職活動を始め、採用されたのが東京の建築関連企業でした。

「仕事はとにかくハードでした。上京して住んでいたのは荻窪です。中野区の…あ、杉並区でしたか(苦笑) ええ、それぐらい当時いた土地に関して、印象がまるで残っていないんですよ。そんなに昔のことでもないのに。事実、自分の部屋には、ただ寝に帰るだけでしたので…」

転職先で携わった仕事は不動産開発。会社が生活空間の大半を占める毎日ではあったものの、業務内容も含め、この会社での経験が粟野さんの人生の進路に大きな影響を与えます。


前職の営業で回っていた地域に開業

「仕事で『土地を購入して建築しましょう』というような提案をしていて、不動産会社の仲介業者としての立ち位置に魅力を感じ始めたんです」

粟野さんの胸には「独立して不動産業を」という気持ちが徐々に芽生えてきます。任された仕事の大変さと面白さの両面を味わいながらも、多忙な時間をやりくりし、資格の勉強も始めました。

「宅建の試験は、勤めている間に初めて受けて不合格で、2度目での合格でした。受験勉強に専念するために退社したわけではありませんが、合格したのは会社を辞めた後です」

晴れて宅地建物取引士の資格を取得した粟野さんが、設立する会社の拠点として選んだ場所は、東京の北東部に位置する荒川区。昔ながらの下町風情が漂う一方、かつての工場跡地を活用した再開発や、新交通システムの日暮里・舎人ライナーの開通など、時代の流れとともに新たな顔も生まれつつある地域です。

「店舗のあるこのエリアは、建築関連の会社にいるとき、営業で回っていたんです。そのころから荒川区には好印象を持っていましたし、未経験での開業ですから、やはりこれまで築いた人脈を生かしたほうが、円滑にスタートを切れるだろうとも考えました」


仕事への心構えを社名に込めて

新規参入者として看板を掲げる上で、よりインパクトを与えられるようにと、不動産業には珍しい横文字表記の「Y-PLANNING」という社名。“Y”は粟野さんの名前「悠歩(ゆうほ)」の頭文字でもありますが、そのアルファベットにはほかにも意味が込められているそうです。

「サービスの完成形をアルファベットで“Z”と仮定すると、そのひとつ前が“Y”。つまり、自分が提供しているサービスは完成形までたどり着いていないんだという意識を、常に持ちながら仕事をしていきたいと。そんな心構えを社名に表現してみたんです」

開業3年目を迎えた粟野さんですが、「まだまだ軌道に乗ったとはいえない」と話します。それでも、設定する業績目標は、年々少しずつハードルを上げていくことができているとのこと。

「独立して開業したということは完全成果報酬ですから、その点では、社会人になる当初の目的を実現したともいえるわけですが、今は目先のお金がどうこうよりも、お客様にどうやって信頼していただけるかが何より大切だと思っています。土地や財産を扱う不動産業は、他人の人生に深く関わる仕事だと実感するようになりました。それだけに、相手の誤解を招くことなく、こちらの本意を伝えられるよう、話し方にも気を配っています」



「人と接することは苦にならないが、慎重な性格」と自己分析する粟野さん。その特性が、不動産業に生かせているといいます。

「仕事では、いわゆる体育会系の営業畑で揉まれてきました。でも、別に打たれ強いわけじゃなくて、トラブルを未然に防げるよう、打たれる前にあらかじめ対処できることはしておく性格です」

人生の企画・設計をサポートする

現在の業務は不動産の売買・賃貸借・管理や仲介がメインですが、将来的には司法書士の資格も取得し、登記に関する業務まで視野に入れているとのこと。

「ただ、資格試験の勉強に使える時間的余裕は、今の自分にはなかなか……。『石の上にも三年』といいますが、私もこの荒川区という土地にかじりついて、まだ3年。さらに地域に根差したスタンスを心がけて、顧客と長く付き合っていける信頼関係を築くことが先決ですね」

地域の消防団や町内会の活動にも積極的に参加し、店舗内には「荒川区観光情報PR協力所」と記された、街歩きに便利なパンフレット類のラックも設置されています。「そういえば、夏場に大家さんと会うとき、相手との距離感が縮めやすくなるかなと思って、ポロシャツで訪問してみたこともありますよ(笑)」

日曜も賃貸仲介の案内などで休めないことが多いそうですが、オフの日には、雪国で技を磨いたスノーボードをはじめ、ウェイクボードやロードバイクで気分転換をするというアクティブな粟野さん。「私の仕事は、人生の企画・設計をサポートすることでもあります。ですから社名も“Y-PLANNING”なんです」と、爽やかに語る姿が印象に残りました。

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