宅建 青木佳恵さん

実務家密着取材

直撃インタビュー
宅建 青木佳恵さん

宅建

青木佳恵さん

「お客様の夢をカタチにするお手伝い」
不動産鑑定士のパートナーと
二人三脚でビジネスを展開!

1999年 同志社大学法学部政治学科を卒業
1999年 予備校経営会社に就職、社長秘書として勤務
2000年 宅地建物取引士資格取得
2003年 社内ベンチャーでウェブ開発業を開始
2008年 上京後、都市銀行に勤務
2011年 エステートプランニング株式会社代表取締役に就任


レンタルオフィス【オフィスアルド銀座】 : http://www.o-aldo.net

青木佳恵さんが代表取締役を務める「エステートプランニング株式会社」は、法人や資産家所有の不動産に関するコンサルティングをメインに、不動産の売買・賃貸・管理・企画(一例として、レンタルオフィス【オフィスアルド銀座】の運営)などを行っています。不動産鑑定士のパートナーと二人三脚で事業を軌道に乗せてきましたが、これまでの道のりには多くの紆余曲折があったようです。現状に満足することなく、次のステージへ踏み出そうとする青木さんに、仕事やプライベートについてお話をうかがいました。

転勤族の親と共に国内外を転々とし、日本の不動産業界を志望

親の仕事の関係で、子どもの頃から転校と転居を繰り返してきたという青木さん。
「1カ所に定住しない人生なんです。あ、そういえば5年ほど住んでいる今の場所が、これまででいちばん長いかもしれません(笑)」

中学生の頃は、海外での暮らしも経験しています。
「比較的日本人も含めた外国人の多い都市でしたので、そのなかで、周りの人とは異なる特性、自分の個性を表現したいと強く思うようになりました。一方で、他人の置かれている状況や感情といったものを敏感に察知しようとする癖がつきましたね。慣れない環境に適応するために自ずと身についた処世術のようなものでしょうか」

国内外を転々とし、日本の大学で学んだ青木さんが、興味を持ったのが不動産業界。将来は、ハウスメーカーへの就職を希望していたそうです。

「住まい探しや住環境って、どんな土地に行ってもまず初めに考えることですよね。それまで引越しを繰り返してきた私にはとても身近な業界だと。思いは強かったのですが、志望していたハウスメーカーからは内定をいただけませんでした。」


「不採用」を自己変革の起爆剤に! 宅建へチャレンジ

就職氷河期ということもあり、就職活動で思うような結果が出せなかったものの、ご縁があった予備校経営会社に入社。一方、宅地建物取引士試験への挑戦も決意します。

「宅建試験を受けてみようと思ったのは、ハウスメーカーに採用されなかったことがきっかけなんです。法学部の授業で、ある程度のことは学んでいましたし、会社で社長秘書を務めるかたわら参考書と問題集を買ってきて勉強しました」

独学で宅建試験に合格した青木さんでしたが、資格が役立つ仕事とすぐにめぐりあえたわけではありませんでした。

「中小企業でしたので、若い社員にも色々なチャンスをいただけて。秘書でありながら、ウェブの開発も担当していたんです。デザインやシステム構築、管理、さらには取材まで一貫してやっていました。OJT(On the Job Training )というか、それもすべて独学でしたね」

その経験を生かし、ウェブ開発の仕事で独立。

「とはいっても、ウェブの仕事で一生食べていく決意もそれほどの能力もありませんでした。それよりも、組織を俯瞰するような立場の秘書として働き、多くの経営者の方々と接したことで、会社経営に対する興味や多方面間の調整をする仕事が自分に向いているのではないかという思いが強まっていったんです」

青木さんが名古屋で独立開業して5年が過ぎた頃、コンサルティング会社に勤務する夫が東京へ単身赴任します。

「夫は東京での仕事に意欲的でした。私のウェブの事業は、不況から顧客の経営状況が悪化するなど、先行きが不透明に……。それで1年後には、事業を整理して、私も東京で夫と一緒に暮らすことにしました」

上京した青木さんは、派遣社員として、銀行で不動産担保評価の業務に就きます。ここで採用の決め手となったのが、宅建の資格だったそうです。

「不動産業界で働いた経験がなかったので、修行させていただこうという気持ちでした。銀行では丸2年勤務し、正社員にとのお話もあったのですが……」


夫婦二人三脚、不動産ビジネスで新たなスタート

2011年、リーマン・ショックの年に夫が起業した会社の経営を引き継ぐ形で、「エステートプランニング株式会社」の代表取締役として、青木さんは新たな一歩を踏み出しました。同社は、企業コンサルティングをメインに、不動産に関わる売買仲介や問題解決を行っています。

「夫婦で四六時中、顔を合わせている日も多いですが、私たちはかなりうまくやれていると思います。仕事中はあくまでもビジネスパートナーとして振舞っていますし、不動産鑑定士の彼はいわば専門職で、私とは守備範囲も得意分野も違います。お互い補い合い、頼り、頼られというスタイルで業務を遂行しています」

幼い子どもの親でもあるおふたりは、育児や日常生活の家事もきちんと分担。「仕事と子育ては、バランスを取りながらきちんと両立していきたい」と、青木さんは幸せに満ちた表情で語ります。

同社管理ビルに入居中のカリグラファー・西村弥生さんの個展にて。

同社管理ビルに入居中のカリグラファー・西村弥生さんの個展にて。


顧客の夢をカタチにするのが、不動産ビジネスの醍醐味

顧客と信頼し合えていると実感できたときの喜びは、何物にも代え難いという青木さん。

「扱うものを考えたら、安請け合いはできない仕事です。常に顧客の立場に立ちながら、プラス面だけでなくマイナス面にも言及して、確実性のある不動産ソリューションを提供することを心がけています」

実は、オフィスが入居する銀座のビルも、青木さんの会社が手がけた物件。1970年代竣工で活気の失われてしまったビルを見違えるように変身させ、現在では地上8階建ての全フロアが、事務所やレンタルオフィスなどとして利用されています。

「お客様の夢がカタチになっていく瞬間瞬間に、最初から最後まで携わってお手伝いをすることが出来る喜びは、この仕事の醍醐味だと感じます。仕事上は、こまごまとしたトラブルも日常茶飯時ですが、それすら新鮮に感じられるようになりました。動じない性格とよく言われるのですが、拍車がかかりましたね(笑)」

今後は海外の顧客とのやりとりも増やしていきたいとのこと。

「銀座という土地柄か、色々な国の方と知り合う機会が多くなりまして。そういった出会いも、新たな事業につなげていけたら、などという展望も思い描いています」

最後に宅建の資格取得をめざす受験生に向けたメッセージをいただきました。

「宅建の試験には必要最低限の知識が集約されており、実は、多くの企業やビジネスシーンで活かせる内容です。ですから、資格を取ることを目標にするのではなく、やりたいことを実現させるための大きな武器ととらえて、可能性を広げてください」

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