宅建 仲島恵美子さん

実務家密着取材

直撃インタビュー
宅建 仲島恵美子さん

宅建

仲島恵美子さん

「宅建を取って、世界が変わった!」
ピンチをチャンスに変えながら、
不動産ビジネスという天職をつかむ

1987年 デザイン系の学校を卒業後、通信販売会社に就職し、
広告デザイナーに。
1988年 在籍しながらオフィス家具を扱う企業へ
CADオペレーターとして出向。
1991年 ソフトウェアの開発・販売を行う会社に転職。
2001年 退職後、さまざまな資格の勉強をスタートし、
職業訓練校に通う。
2004年 宅地建物取引士資格を取得。
2005年 都内の不動産会社に就職。
2009年 株式会社プレジャーリンクに入社、取締役となる。


株式会社プレジャーリンク : http://zeroyen-home.com/
不動産投資エンカレッジ : http://fudousantoushi-ec.com

通信販売会社のデザイナーからスタートし、CADオペレーター、ソフトウェアのプログラマー、経理事務など、さまざまな業種・職種に携わり、不動産ビジネスという天職を見つけた仲島さん。宅建に加えて、簿記二級、ファイナンシャル・プランニング技能士二級、電気工事士、DIYアドバイザーに至るまで、幅広い資格を持っています。
そのときどきの居場所・職場に応じて、求められる力を身に着けるため努力し続け、臨機応変に才覚を発揮。ついに求めていたフィールドで、キャリアアップを果たします。仲島さんが不動産業に行きつくまでの足跡をたどりつつ、柔和な笑顔の奥に秘められた情熱に迫ります。

大家さんの大家さんによる大家さんのための仕事

関内駅から程近いビルの一室にある不動産関連会社・株式会社プレジャーリンク。その取締役を務める仲島さんは、現役の大家さんによって運営・製作されている月刊の無料情報誌『満室経営新聞』の編集デスク業務も兼任しています。

「大きく分けて二つの業務を担当しています。ひとつは、不動産賃貸業の経営者、アパートの大家さんを対象とした仲介・コンサルティングのサポート。そしてもうひとつが、大家さんへの情報提供業務で、不動産業界誌の取材・執筆・編集をしています」

最近では、視野を広げるためニューヨークへ飛び、一か月ほど滞在したという仲島さん。そこでも積極的に仕事につなげています。

「ゲストハウスビジネスでアメリカンドリームを実現した若きミリオネアや、タイムズスクエア周辺の治安を立て直し、市から表彰も受けた不動産会社CEOの取材を行いました。」

目を輝かせながら話す仲島さんから伝わってくるのは、不動産ビジネスにかける熱い思い。現役の大家さん集団の中枢にいる仲島さん自身もマンションを保有し、しっかり投資に回しています。

「宅建という資格を取って世界が変わりました!」

そう顔をほころばせる仲島さんですが、現在の不動産業に到るまでの道はどのようなものだったのでしょうか。その足跡をたどります。


ピンチをチャンスに変えて、着実にスキルアップ

東京都・葛飾区出身の仲島さんは、グラフィック・デザイン系の学校を卒業した後、通信販売会社に就職し、デザイナーとしてカタログやチラシ、雑誌の広告を中心に手掛けます。望んでいたデザインの仕事に手応えを感じていたのも、ほんの束の間。会社の業績不振により、派遣として別会社への出向を余儀なくされてしまいます。

「社内に広告制作部を持つ余裕がなくなり、会社の幹部から、縁のあるオフィス家具を扱う企業への出向を提案されました。それまで全く使ったことのないCAD(図面作成支援ソフトウエア)のオペレーターとして派遣されたのですが……、実際はとてもやりがいのある仕事でした。研修もしっかりしていましたし、OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)のような感じで、仕事をしながらリズムをつかんでいきました」

仲島さんが主に携わったのは、オフィスのレイアウト。もともと親しんでいたグラフィック技術を応用し、パソコンで図面を描いているうち、本格的に学びたいと思い始めるようになったそうです。

「コンピュータについて、しっかり勉強したいと思うようになりました。その思いが特に強くなったのが24歳のとき。パソコンが未だそれほど普及していない頃でした。まずは働きながらコンピュータの知識を身に付けようと考え、ソフトウェアの開発・販売・導入サポート業務を行う会社に転職しました」

会計ソフトや顧客管理ソフト等を主に取り扱う会社のプログラマーとして入社するも、仲島さんが回されたのは経理事務。突然のことで、前任者からの引き継ぎもままならない状況に追い込まれながらも、持ち前の忍耐強さと才覚を発揮します。

「私が何とかしなければと、もう必死でしたね。就業後、以前勤めていた会社の経理担当のところへ行って分からないことを教えてもらったり、自治体が行っている簿記講座に通ったり……。当時は四級を取るのもひと苦労でしたが、通常の仕事をきちんとこなせるようになってから、二級まで取得しました。おかげで数字に明るくなりましたね」

転機は、女性起業塾でのメンターとの出会い

それから八年が過ぎ、すっかり経理のベテランとなった仲島さん。安定してはいるもののマンネリ気味の毎日に刺激を与えるべく、新しいことを模索します。そんな時に見つけたのが、『女性起業塾』。

「起業するかどうかは置いといて、とにかくこれまでとは違うことを始めようと、三か月通いました。そこで出会ったのが、不動産業で独立を果たした女性経営者です。前職は大手総合ディベロッパーの営業で、出産を機に退職し、育児と仕事を両立させるため開業した人でした。決して上からの目線ではなく、私たちと同じ目線で語る彼女の姿に共感を覚え、思わず直当たりしました。」

数日後にアポイントを取り、実際に一対一で会ってみたところ、すっかり意気投合。仲島さんは、会社員を続けながらも、次第に不動産の仕事を手伝うようになります。

「ちょうど彼女もビジネスをスタートした矢先で、人手が足りず、困っていました。私は不動産業に興味があり、彼女から少しでもノウハウを学びたいと思っていました。そこで、無給でもいいので、デザインでも経理でも、私に出来ることからお手伝いさせてくださいと言ってみたところ、スムーズに交渉成立。最初は不動産の広告、チラシ作りから始めました」

やがて、当時はまだ数少なかったシェアハウスの立ち上げに参画するようになります。

「その頃は、シェアハウスという概念自体、きちんと出来上がっていませんでした。とにかく最初の物件探しが本当に大変でしたね。前例がないので、大家さんからの理解が全く得られないんです。それでもめげずに、空き家を見つけるため、時には聞き込みをしたりして、物件探しを続けるうちに、賃貸アパートの一階部分をまるまる借り受けることになりました。まずは実績作りから、と勢いでシェアハウス第一号を完成させましたね」

その後も、入居者探し、斡旋、運営管理、入居後のサポート等に携わるうちに、不動産ビジネスの魅力にハマってしまった仲島さんは、意を決して退職します。同年に宅建を受験し、合格。公共職業訓練校の内装リフォーム科にも約半年間通い、電気工事士、DIYアドバイザーの資格を取得し、都内の不動産会社に就職。ついに不動産業界への転身を果たします。


宅建は、公私ともに役立つ「使い勝手のよい資格」

その後も不動産業界で転職を重ね、キャリアを積み上げてきた仲島さん。現在は、長年付き合いのある大家さんネットワークの仲間が立ち上げた会社の取締役となり、公私ともに充実した毎日を送っているそうです。インタビューの最後に、宅建の資格取得を目指す人たちに向けて、こんなメッセージをいただきました。

「宅建は、とても使い勝手の良い資格です。不動産や金融、住宅ローンに関わる仕事をしている人であれば、持っていた方が何かと便利です。住宅購入を考えている人、不動産投資を考えている人にも役立ちます。ビジネス、プライベート問わず使える資格だと思います。こと住まいに関する知識は、持っておくのに越したことはありません。不動産とは全く関係のない職種においても、変化球として自己アピールにも使えると思いますよ」

仲島さんの会社では、大家さんを対象にしたチャリティーイベントも開催。 その収益金でカンボジアに学校を建設。

仲島さんの会社では、大家さんを対象にしたチャリティーイベントも開催。 その収益金でカンボジアに学校を建設。


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