宅建 熊切伸英さん

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宅建 熊切伸英さん

宅建

熊切伸英さん

「クレームは、お客様からのリクエスト!」
数多の資格を持つ“賃貸トラブル請負人”

1987年 宅地建物取引士資格取得
1996年 転職先の不動産会社で初めて賃貸業務に携わる
2002年 管理業務主任者資格取得
2004年 マンション管理士、不動産コンサルティング技能登録者資格取得
2006年 ファイナンシャルプランナー(AFP)資格取得
2006年 株式会社CFネッツに転職
2007年 全米不動産管理協会認定CPM®資格取得
2009年 CFネッツ加盟店となったベルデホーム株式会社勤務、現在に至る


URL : http://tintaikanri.livedoor.biz

熊切伸英さんは埼玉県久喜市に店舗を構える不動産会社「ベルデホーム株式会社」で、管理課長を務めています。宅地建物取引士の資格は18歳で取得。大きな物件の売買に魅力を感じて飛び込んだという不動産業でしたが、今では“賃貸トラブル請負人”の異名をとるまでになっています。8年前にスタートしたブログ「賃貸管理クレーム日記」は、1日1000人を超えるアクセスがある日も。賃貸業務のやりがい、仕事をしながら取得してきた資格のこと、そしてこれから力を注いでいきたい取り組みなどについてお話しいただきました。

マンション・一戸建て販売から、賃貸業務へ

熊切さんが専門学校を卒業後に就職した電鉄系不動産会社は、分譲住宅の販売会社。その会社に7年間勤務した後、転職先の不動産会社で初めて賃貸業務に携わることになります。

「新卒でこの業界に入りましたが、最初はマンションや一戸建てといった大きな物件を売り買いするという仕事が魅力的だったんです。その後、転職して賃貸の仲介や管理を始めたときも、やはり売買のほうがいいのにと思っていました。手数料は安いですし、入居者にはすぐ怒られますし…(苦笑)」



ところが、賃貸業務を続けるうちに「継続して入ってくる管理収入」「トラブル対応能力の向上こそ、人として器が大きくなる」というように考え方が変わってきたといいます。

「仲介業者にとっては数万円の仲介料の仕事であっても、物件を預けるオーナーにとっては毎月数万円の家賃が何年も入ってくるわけです。こちらからの改善提案を受け入れていただいて、人気のなかった物件が満室になれば、大きなやりがいも感じるようになりました」

クレームは「サービスリクエスト」という意識で

また、賃貸管理業務は不動産業の一分野として内容をきちんと整理し、あいまいな部分をわかりやすくして固めていくことにより、社会的にも必要とされる業種であると確信したと熊切さん。2005(平成17)年9月からはブログを書き続けています。その名も「賃貸管理クレーム日記」。1日1000人を超えるアクセス日もあるそうです。

「賃貸管理のなかでも入居者や大家さんからのクレーム処理は、最も得意とする分野なんです。私は“困った顔がうまい”とよく言われますが、それはもともとこういう顔でして(笑)。クレーム処理が得意な人はほかにいくらでもいらっしゃるはずですが、外へ向けての発信があまりないので、私のブログに注目してくださっている人が多いんでしょうね。2011年3月からは毎日休まず更新中です。コメント欄から新たなつながりが広がることもありますし、仕事の記録としても役立っています」

クレームは「サービスリクエスト」と意識することが必要だという熊切さん。言い方を変えるだけで自分たちにとっては“入居者が発する生の声による物件へのアドバイス”と受け止められるようになるそうです。2010(平成22年)には、著書『助けてクマさん! 賃貸トラブル即応マニュアル』も上梓しました。


宅建取得後15年以上のブランクを経て資格に挑戦

熊切さんが宅地建物取引士の資格を取得したのは1987(昭和62)年、当時まだ18歳の学生でした。その後、社会人になってからも多くの資格に挑戦し続けています。

「宅建を取った時期の話になると『昔は簡単だったんでしょ』なんて思われがちなんですよね(苦笑)。それがなんとなく悔しかったので、ほかの資格にもチャレンジしようと思いました。それに“資格手当”が出る会社に勤めていたことも大きかったです」

宅建以外の資格を取り始めたのは2003(平成15)年から。宅建取得から15年以上のブランクがありました。業務に必要と思われる資格で、1年以内の勉強で取れそうなものにチャレンジしているそうです。



「不動産関連の資格は国家資格、公的資格、民間資格を合わせると、たくさんの数がありますよね。私は資格マニアではないですが、賃貸業務に役立つと思って取得した数々の資格は邪魔だと思ったこともありませんので(笑)、今後も仕事をしながら挑戦していくつもりです」

2013(平成25)年9月現在の保有資格は宅建のほか、不動産コンサルティング技能登録者、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士、2級ファイナンシャルプランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、全米不動産管理協会(IREM)認定CPM®です。

プロパティーマネジメントに注力していきたい

「CPM®は“サーティファイドプロパティーマネジャー”の略です。不動産経営管理資格で、約1年間にわたり月2回程度の研修と検定試験を受け、その後2日間の最終試験に合格して取得します」

世界で約30カ国が加盟して普及を広げている国際ライセンスのCPM®。この資格を生かせる業務が「プロパティーマネジメント」です。直訳すると“不動産を経営する”。不動産コンサルティングに土地有効活用と賃貸管理とリーシング(賃貸仲介)をあわせたようなもので、クライアントや投資家に助言を行い、その計画や目標に向けた実務をこなしていくのです。

「CPM®の取得にあたっては、倫理に関する研修、ディベート訓練やマーケティング、投資シミュレーションの作成、現状分析と改善提案の作成など、ハイレベルで濃い内容を学ぶことができました。プロパティーマネジメントを本気で学び実践しようという人が全国から集まってきて、研修のたびにチームがつくられて学習しますので、人脈も広がります」

日本でも浸透しつつあるプロパティーマネジメント。“物件の価値を最大限に上げるにはどうすればよいか”を経営的側面から考える“提案型”の業者が選ばれる時代だと、熊切さんは言います。

「プロパティーマネジメント業務の基本は現状分析と改善提案です。物件に対する物的・人的苦情や契約的要望を入居者から受け付けることは、入居者の満足度向上だけでなく物件の改善提案につながりますし、ひいてはオーナーの資産価値向上の第一歩ともなります。いってみれば賃貸管理は基本です。基本がわかっていない不動産業者に提案や経営は任せていただけないですよね。私自身、これまで積み上げてきた賃貸管理の知識と経験を土台にして、プロパティーマネジメントにもさらに力を注いでいきたいです」


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