宅建のテキストや過去問で大事なこと4つ

性別女性
年代30代
職業正社員(サラリーマン)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
派遣で一般事務をしており、幸い定時を越えて残業になるということがほとんどなかったので、勉強の時間は本気でやろうと思ったら、充分にありました。

フォーサイトで学習を始めたのは、受験しようとした1年ほど前だったから、比較的ゆっくりと勉強を進めていけたと思います。

始めは、週2回くらいはご飯を食べて帰ったり、習い事をしたりと平日に勉強をきっちりできませんでした。また、週末はほとんど勉強しませんでしたので、実質初期の勉強時間は週に2、3日で計2、3時間だったと思います。

ただし、その分やるときはきっちり集中してやり、通動時に電車に乗っている間などには必ず本を開いていました。合間の時間にも常になにかできるように、なにか教材を持っていました。

椅子に座って毎日勉強をすることはなかったのですが、ともかく毎日10分でもいいから試験に向けての勉強には触れるようにしていました。

ただ、直前期1ヶ月はほぼ毎日、平日も週末も勉強しました。土日はだいたい6時間くらいは勉強したように思います。この時期に、集中して一所懸命勉強することは大事で、最後にぐんと知織が定着したように思いました。


◎私の勉強法

まずはテキストを見ながら、送られてきた講義CDを全部聴いてしまい、全体量と内容を知ることにしました。もちろん、全部理解はできませんが、大事なのは、8割くらいできたらどんどん次に進んでいくことです。

2回目はテキストの分野ごと講義CDを聴き、1冊聴き終わったら、『過去問』を解いていくようにしました。

最初は、全部分かるはずもないので、1ページずつ答え合わせをし、その解説をテキストだと思って覚えていく要領で進めていきました。さらにこの解説でもわからなかったときだけ、テキストを読みました、これを2回繰り返し、次のテキストに進むようにしました。

「あやふやだな」といったところが、試験にでてくる問題になりやすいので、そういった部分について、まとめてみる価値は大いにあります。

ちなみに、私はこの試験を受ける前に、フォーサイトで2級FP技能士の試験を受験しました。

そのとき思ったことは、早めに『過去問』にとりかかるのが大事だということです。まだ覚えていないから、問題は解けないなどとは考えず、問題文に慣れるためにも早くとりかかるべきです。

それによって、どういったところを問題にするのかということもよく分かります。テキストを再び読むときに、ポイントがよく分かるので効果的です。

また自分では大方覚えたつもりでも、いざ問題を解こうと思うと解けないことが結構あります。答えを見て「あー、それを聴かれていたんだ」という具合に、角度をかえて質問されると分からなくなってしまうということがあるのです。

試験では、インプットはできていてもアウトプットができないと全く意味はありません。だから、アウトプットの訓練が大切なのです。私は『過去問』を5、6回は繰り返しました。


重複してしまうかもしれませんが、勉強を進めていく上で大事だと思ったことを4つ箇条書きにしてみました。

1.テキストはおよそわかったら次にいく。まず全体量と内容を知ることが大事。

2.『過去問』は早めに手をつける。1回で理解し覚えるのは無理なので繰り返し納得いくまで解いていく。

そうすると、何回目かに、以前わからなかったところが分かるようになってきます。霧が晴れるように分かるときがきます。

3.1回目はともかく、2回目くらいからは時間を意識して解いていく。試験では2時間で50問解くので、およそ1問にかけられる時間は2分30秒くらいです。

だから、まずは問題を早く読めるようにし、さらに早く読むことによっておこるケアレスミスがなくすようにする。

4.毎日ほんの2分でもいいから、宅建の勉強をする。

5.暗記しなくてはならないところは、電車に乗っている時間や、待ち合わせの時間など、空いた時間にするといい。だから、常に暗記するべきメモやテキストなどを携帯しておく。


◎合格するための精神面でのコツ

楽しいことをしたらその分勉強をする、もしくは楽しいことをきちんと楽しむために勉強をするという心構えができているのであれば、遊ぶことも多いに必要だと思います。

自分に必要のないことをしているように思えることも多々ありました。でも、「あの人にできて自分にできないわけがない」と自分に言い聞かせて頑張りました。きっちり勉強して取れないひとはいないと思います。根性ひとつです。

独学で、試験に出ないようなところまで手を広げて勉強をしてしまうと、残念な結果になることもあるかもしれませんが、フォーサイトで送られてくるテキスト、『過去問』、講義CDだけで充分合格点に達することは可能です。

この教材が理解できるようになれば必ず合格すると私は信じて最後までやり通しました。

全くこの方面の知識もなかった私ですが、先生の親しみやすい講義CDのおかげで、途中で断念することなく、ひととおり全体像をつかむことができました。

また、テキストにときどき載っているコラムも、ちょっとしたいい休憩になりましたし、「よし、今日、もうちょっとがんばって勉強しよう!」と思わせてもらえました。

一発合格どうもありがとうございました!
4おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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