40代が宅建に38点取って合格したのは、高評価の通信講座のなせる業でした

性別男性
年代40代
職業正社員(サラリーマン)
受験回数初学者(1回目)
■通信講座のメリットは低コストで、好きな時に学習ができること!

仕事を建築系にシフトしていきたいと思い、宅建受験を決意したのが3月でした。10年前に他社の通信講座でFP資格を取得した経験があったので、今回も通信講座を選択しました。

やはり通信講座の最大のメリットは、経済的コストが少ないことと、好きな時に学習ができるということです。

ネットで宅建の通信講座をいろいろ調べた結果、フォーサイトのテキストや先生の講義が非常に評判がよく、受講料も安いということからフォーサイトのDVDコースを選びました。


■40代でも一発合格できるんです!

お陰さまで、38点を取ることができ一発で合格できました。しばらく試験から離れていましたし、合格体験記を読むと20代30代の方が圧倒的に多く、40代の私にとっては正直とても不安でした。

しかし、40代でも一発で合格できるんだということが証明でき、とても嬉しかったです。


■道場破りは勉強のペースメーカーとして有効!

宅建の勉強をしてみて、難易度は、やはりFPよりも難しいというのが実感です。金融畑の私にとっては畑違いということもあり、すんなり知識が頭に入っていかないように感じました。

勉強法としては特別なことは何もしておりません。ただ、通信講座は本当に自分次第なので、サボろうと思えばいくらでもサボれます。

なので、ペースメーカーとして道場破りのカリキュラムに沿って学習を進めていきました。カリキュラムから遅れた時には、週末に、追いつけるよう努力し、先に進んでいるときには家族と時間を過ごしました。

受講直後に勉強時間が多くとれる人用、とれない人用に道場破りでカリキュラムが組まれるので、安心ですよ。


■知識が本当に定着するのは、過去問を解く段階です

最初はDVDを視聴しテキストを精読するの繰り返しで、大枠をつかむことを心がけました。本当に知識として定着してくるのは、過去問を解く段階だと思います。そして、精度を高めるため過去問からテキストに戻ることを繰り返しました。

あと、講義を聞いてもわからない問題や疑問に思うことはメールで質問しました。遅くても翌日には返信があったので助かりました。確か30回までは無料で質問できると思います。


■模擬試験は結果を冷静に受け止めること

9月に模擬試験が送られてきたので、解いたところ何と25点でした。平成21年度の再現問題では33点で合格ラインギリギリという結果。ここでかなり焦りました。

でも、ここであきらめたりせず冷静になり、合格に必要なものは何かを自己分析しようと思いました。

何人かの方の合格体験記でも、模擬試験でさんざんな結果だったというのを読んだことがありました。多分、試験一カ月前に気を抜かないよう、送られてくる模擬試験は難しく設定しているように思います。

一体、今の自分の実力はどれ程なのかと思い、書店で2冊ほど予想模擬試験集を買い込み解いてみました。大体平均すると30点台前半した。そして、どの模擬試験も権利関係が半分も得点できず弱点と気付きました。

先生も、権利関係は悪くても半分以上とおっしゃっています。権利関係を何とかしなくてはと思い、過去問テキストの他にわかりやすい権利関係の問題集を買って数をこなしました。

その効果もあり本番では権利関係で9問得点できました。やはり、試験一カ月前が一番大事だと思います。この時期、妻に協力してもらい勉強に集中できる環境を作ってもらいました。

休みの日には朝から寝るまで勉強し、やれることはすべてやりました。試験当日は、自分にできることはすべてやったという気持ちでした。


■「絶対に一発で合格するんだ」という決意が、合格を導きます!

ただ、試験当日はとても緊張しました。これだけやったのだから、合格しなくてはという気持ちが強かったのでしょう。緊張感から問題を解くペースもいつもより遅くなってしまい、余裕時間はまったくありませんでした。

マークシートを最後にチェックし残り1分でした。振り返ってみて、合格できた理由として最も大きかったのは、「絶対一発で合格するんだ」という決意だと思います。

ただ、人間なのでいつもアクセル全開で勉強はできないのです。

普段はそこそこ勉強し、直前にどれだけ頑張れるかが鍵だと思います。はじめて受験される方は、半年ほど時間があったほうが気持ちにも余裕があり、メリハリのある受験勉強ができるのではないでしょうか。

最後に、先生をはじめとしたフォーサイトの皆さま、また、勉強に協力してくれた妻や子供に、本当に感謝します。合格という喜びを味わい、まだまだ大丈夫だと自信がもてました。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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