みなさん、こんにちは!
中小企業診断士の黒澤です。
「人を育てる」・・・どんな状況においても難しいものです。
私は、母として子を育て、
ある時は企業で人材を育成し、
ある時は大学で学生を育て、
そして今皆さんを「中小企業診断士」へと育てる任務を負ったわけです。
私は昔、「教師になれ」という親の意向に反発し、
「人を育てる」ことを本業とする仕事を選びませんでした。
教育実習に行き、子供たちは本当に可愛かったのですが、
実習を終えた上で、民間企業への就職を決めました。
自分の人生をかけて「人を育てる」などと、
偉そうなことが言えるのだろうか、と「人を育てる」ことの
責任の重さに負けてしまったのです。
会社員の方は、「新人を育てる」「部下を育てる」などの
経験があるのではないでしょうか。
私も会社員時代、部下の育成に少なからず悩みました。
最近の若者にはこんな常識も通じない、とギャップを感じたり、
本人のスキル以上のものを求めてしまったり、いやな上司にだけはなるまい!と、
自分が上司にされて嫌だったことはしないつもりでいると、
いつの間にか、甘い上司になっていたり・・・
自営の方、起業されている方は、「従業員を育てる」ことに
少なからず悩んでいる方が多いことと思います。
診断士として相談を受ける中で、採用や人材育成の話はとても多いものです。
せっかく育てたのに辞めていく、採用時の面接ではわからなかった、
できるようになってくると意見が対立する、など、悩みは尽きませんし、
そこにある答えは一つではありません。
今や私は「人を育てる」仕事をして、こうして皆さんと出会いました。
今も責任は重大だと感じていますが、私は皆さんの隣にいる存在でいたいと思います。
こんな私は、企業経営(組織人事)のスキームに当てはめると、
どんなタイプのリーダーなのでしょうか?