みなさん、こんにちは!
中小企業診断士の黒澤です。
新型コロナの影響で、生活が一変した方も多いのではないでしょうか。
あれほど長年変わらずやってきたことが、この3か月の間に180°変わったものがたくさんありますよね。
学校教育もその一つです。
「9月入学」説もささやかれており、グローバル社会に対応するために学校暦を変えるなら、千載一遇のチャンスと言えます。
「9月入学」については、まだどうなるかわかりませんが、既に変わったことと言えば、「オンライン授業」です。
今や1人1台のスマホを持つ時代なので、1人1台のタブレット端末があれば、即オンライン授業が始められるくらいのネットワーク環境は、家庭においてほぼ整ってるといってもいいくらいです。
私立学校がいち早くオンライン授業を導入しましたが、公立学校も導入に向けて急ピッチで準備が進んでいます。
もともと公立でも、高等学校などでは入学時に1人1台のタブレット端末を配布して、授業の進行や課題提出などに当たり前のようにITが取り入れられている学校も増えてきていました。
一部行政と国との間で、公立では「公平性」を掲げ、「全世帯にタブレット端末を導入するには予算が足りない」などと足踏みしていますが、現場の子供たちはおもちゃのようにITツールを使いこなします。
同じタブレットじゃないとできないことではないように思います。
困っている人には支援を、自分でできる人には自助努力を、でよいのではないでしょうか。
すでにあるスマホやパソコンとネットワーク環境を使えば、たいていのことはできます。
まず各家庭のITネットワーク環境を確認するところから学校側はスタートしますが、実際にオンライン授業を始めた学校では、さほど大きな問題なく、先生と生徒のやりとりがバーチャルに行える状況のようです。
やらないよりはずっとマシですね。
もちろん対面授業は効果的ですが、「先生と生徒のコミュニケーションの仕方が変わった」と認識すれば、授業の質が云々、と騒ぐことはあまり意味のないことなのかもしれません。
正直、教育にオンラインを想定した法制度などなかったので、却って現場主導で進められる可能性もあります。
今後同じような緊急事態が起こらないとは限らないので、その時のためにも、学習環境を整えることは非常に大事なことです。
フォーサイトはもともとオンデマンド型のオンライン授業だったわけですが、この安定した学習環境がいかにありがたいか、あらためて今痛感しています。