みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定が終わって一息つかれた受験生の方、
学習して得た知識を、日々の生活の中で実際に使ってみてくださいね。

以前ブログでも取り上げた、京都のヴァンクリフ展、
2018年の夏に開催されたショーメ展を見逃してしまったので、
今回のカルティエは前売りチケットを準備しておりました。
カルティエの作品は、日本ではこれまで3回、展覧会が開催されているようですが、
展覧会は日本だけではなく、世界各国の主要美術館で開催されています。
商品としてではなく、美術品としての価値が認められたメゾンは多くはないとのこと。
今回の展示は、「時間」をテーマに、色と素材、フォルムとデザイン、
といった章立てでカルティエの創作の歴史を背景に表現するという試みでした。

自然が莫大な時間をかけてはぐくみ生まれた宝石と、それを発見した奇跡、
動物や昆虫、植物など様々な美しいものからデザインを呼び起こすアイディアと、
それらを形にする技術によって生まれた美しさを、「時空を超えた対話」としています。
会場も、新素材研究所が「旧素材こそ最も新しい」という理念から手掛け、
いわゆる「展示」を超えた魅せる見せ方となっていました。
会場は、連れとはぐれたら二度と見つけられないと思うほど、足元も見えない真っ暗闇。
そこに、まるで浮きあがるように作品が光を当てられています。

カルティエは時計でも名を知られていますが、今回の展示でも、
その美しさだけでなく、技術のすばらしさに感心する「ミステリークロック」があります。
金とプラチナ、水晶の文字盤でオニキス、珊瑚、ダイヤモンドを施された時計は、
まるで水晶の中に時計の針だけが浮かんでいるかのように見えるもの。
ムーブメントの存在を見せないようにするカルティエの技術と美しさへのこだわりに強く感心させられます。
暗闇で平衡感覚をなくしたのか、はたまた石の持つパワーなのか、
圧倒された展示の数々でした。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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