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2017/12

シャガール展へ

11:18:36 | 学習について

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
いよいよ2017年もあとわずか。今年は皆様にとってどんな一年でいらっしゃいましたか。
カラーの世界と出会って、色の世界を楽しんでいただけた年だといいなと願っています。
新しい一年も、皆様にとって素晴らしい年でありますように。

先日、東京ステーションギャラリーで開催されていた、
「シャガール 三次元の世界展」に行ってまいりました。

この展示会では、版画や絵でよく知られるシャガールが63歳で始めたという、
彫刻を「三次元」の作品として、多く取り扱われた展示会でした。

シャガールは、まるでエンジェルヘアで構成されたような歪曲したラインと、
その巧みな色遣いが印象的な作品を多く創造しています。
彫刻も、シャガールの世界観が見事に表現された素晴らしいものでしたが、
やはり心奪われるのは絵の色遣い。

主に心理四原色の使い方が本当に見事でした。今回惹かれたのは2点。
1点は、1911年から12年にかけて描かれた、
シャガールにしては珍しい「静物」という、赤、青、緑、黄色で描かれたランプや水差し、お皿の上の果物の、初期の頃の作品です。
キュビズムの作者なら一度は描いてみる手法なのでしょうが、シャガールの特長でもある、浮遊感のような、
不思議な印象をもたらす作品です。解説では、シャガールの試作、という位置づけとか。

もう一点は、1976年「アトリエの窓」。アトリエの大きな窓から見える空からは季節を感じられ、
臨場感があって、まるでその場に実際に行って風の音を聞いているかのようで、
窓際に飾られた花束と窓の外の木々の色合いのバランスが素晴らしいものでした。

確かこの絵は、5年ほど前のシャガール展のポスターになっていたような…。
シャガール生誕130周年の今年、改めて色に感動させてもらえる展示会でした。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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