みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
夏期検定を受験なさった方、お疲れさまでした。
力を出し切れたでしょうか。
これからは、身の周りの色を興味を持って楽しんでくださいね。

近代建築の三大巨匠ともいわれるル・コルビュジエ。

サヴォア邸やユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの礼拝堂、
日本では、国立西洋美術館などの設計を手掛けた建築家です。

東京商工会議所の検定2級にも取り上げられ、
直線の美しさとすっきりしたたたずまいが魅力的な作品のうち、
世界遺産に認定された建築物もたくさん設計しています。

そんなコルビュジエが、「住み心地が最高のここで、一生を終えるであろう」
と評したのが、コートダジュールの別荘、カップ・マルタンの休暇小屋です。

数々の作品の集大成、興味をそそられる建築物ですが、
その内部は約約8畳ほどの一部屋のみ。

366センチ四方の空間に、簡素なベッドとテーブル、クローゼットと
テーブルとイス、簡易トイレのみが設置されています。

コルビュジエが考案した、人体の寸法と黄金比を基にした基準寸法、
モデュロールを当てはめて考えられた家具はすべて作り付けです。

人間にとっての極小の居住空間を構想して造られたという、
人が住む家のあるべき姿を考え抜いた建築。

全ての意味で凝縮されたこの建物、ぜひ一度訪ねてみたいと思っています。
昨年、この建物も、世界遺産に認定されています。