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2020/03

ゴッホの色

10:00:10 | 学習について

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
色彩検定を受けられる方は、学習を始めていらっしゃるでしょうか。
春の色を眺めながら、色名と実際の色とを結び付けてみてくださいね。

今読んでいる宮本輝さんの小説にゴッホの絵が出てきて、改めてゴッホの絵の色遣いについて考えています。
ゴッホは、狂気の天才画家とも、情念の画家ともいわれるドラマティックな生涯を送った画家で、作品は「ひまわり」を思い浮かべる方が多いかと思います。
ゴッホは、画家として描き始めたころ、ドラクロワの「一定の色はコントラストにおいて相互に高まる」という言葉に影響され、暗い色の基調にわずかな光を描く作品を描いています。
パリに出て、印象主義や新印象主義の画風に触れ、南フランスに「強烈な太陽」を求めてアトリエを移してからは、自然は補色のコントラストによって成り立っていることを実感し、黄色と青を使った作品を多く残しています。
小説に出てくる「星月夜」もそんな一枚。
ゴッホというと、黄色のイメージが強いですが、その黄色は、補色の青とのコントラストを切り取ったものであったことを知りました。
そのゴッホのひまわりを常設で展示する「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、今年、「SOMPO美術館」となって生まれ変わります。
また「ひまわり」の黄色の力強さを体感できることが、今から楽しみです。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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