私は色が大好きで、幸運にも名前にも「彩り」という文字をもらいましたが、日本語の人名に「色」のついた方ってあまりいらっしゃらないなと思っていた所、では日本語の四字熟語に使われている「色」という文字にはどんな意味を持たせているのだろうという考えに至りました。

「色」のつく四字熟語
・才色兼備 (優れた才能と、見目麗しい容姿と、両方ともに兼ね備えた女性のこと)。
この場合の「色」は顔形を意味していますね。
・十人十色 (考え方や好みは、十人いれば十人すべて異なるということ。)
この場合は単に「種類」の意味でしょう。
・疾言遽色 (せかせかしたもの言いと、落ち着きなくうろたえた様子のこと。)
この場合の「色」は顔つきのことですね。
・喜色満面 (顔の表情に喜びの気持ちが満ちる様。)
この「色」は、顔色のことでしょう。

ご紹介したのは四字熟語のほんの一部ですが、こうしてみていると、「色」は、顔に関した意味を持つことが多いように感じました。
最後に、中国から来た言葉に「色即是空」(万物はさまざまな形を備えていても、すべては単に現象であって、永劫不変の実体というものは存在せず、本質は空である。) というものがあり、仏教語では、「色」はすべての事象や現象を意味しているとのこと。

なるほど、「色々」、という言葉がありますが、国によってもまさに、色々ですね。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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