石川県輪島市の千枚田は、
斜面に小さな田んぼが海岸に向かって並ぶ棚田です。

その田んぼの数が1000枚を超えることで「千枚田」と名付けられ、
夏場はその田が色づき、緑の幾何学模様と空や海の青さとのコントラストの美しさに観光名所となっているそうです。

2007年の能登半島地震の後、観光客が激減し、その町興しのために開催されたのが、
田んぼのあぜに沿って三万個のキャンドルを並べた「あせの万燈(あかり)」というイベントでした。

ところが、このイベントは、キャンドルの設置、点灯、とあまりにも手がかかる上に、
たった一日だけしか開催できないもの。

その期間を延長するために、地元の半導体の会社が、「ペットボタル」というLEDライトを開発したそうです。

その開発条件は、この時期の少ない日照を効率よく集めて充電できること、
キャンドルのように光が揺らめくこと、自動で点灯、消灯すること。

利益度外視で開発した結果、ペットボトルを細工し、エコにも配慮した新しいライトができたのだそうです。
その光を、ピンクから稲穂の実るイメージの黄色へと変化させるペットボタルは、毎年、観光客の増加をもたらしているのだとか。

光の開発は、色の世界にも、日々新しい変化をもたらしています。

色で人の心を動かすことができる。
嬉しい技術の発展です。



photo

  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

ブログTOP

RSSフィードについて
このブログでは、RSS(RDF Site Summery)を使って、記事のヘッドラインを配信しております。RSSリーダーなどを利用することにより、更新記事の概要をすばやくチェックすることが可能です。