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2014/04

火の鳥

0:00:29 | 学習について

手塚治さんの「火の鳥」という作品をご存知でしょうか。

常日頃から、「色は自然から学べ」という言葉を実感していますが、
改めてそれを感じた、この火の鳥のモデルとなった鳥についてご紹介します。

中米で最も美しい鳥といわれる、「ケツァール」という品種で、
絶滅危惧種に指定されている珍しい鳥です。

頭と羽がエメラルドグリーンのグラデーションで、
おなかが真紅、長い尾は一部が白く、頭には黄緑色のふわふわした毛があり、
自然のものとは思えないほど鮮やかな美しい色合いです。

英語名では「光り輝くケツァール」(Resplendent Quetzal)という名称があるほど。

長い尾があるのはオスだけで、
その大きさは尾も含めると全長で1メートルほどにもなるのだとか。

古代アステカでは、最高位の聖職者と王だけが特権として
その羽毛を身につけることを許されたのだそうです。
宝石のように美しい色合いだったので、誰もが身につけたくなる美しさだったのでしょう。

コスタリカのモンテベルデで生息するケツァールは、
森のリトルアボカドという果実を丸呑みにし、実を消化して種だけを吐き出すのだそうです。

それによって、翌年にはリトルアボカドの芽が出るのだとか。
共存共栄しているところも、愛くるしく思えます。

グアテマラでは国鳥になっていますが、
鳥の名前が、グアテマラの通貨の単位名でもあるのだそうです。
大切にされているのが分かりますね。

一度ぜひ、その色を、この目で見てみたい鳥です。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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