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2015/09

ホテルオークラ

0:00:49 | 学習について

1962年に開業といわれる東京港区のホテルオークラが改築されると聞き、
その姿を思い出にとどめるべく、訪ねてまいりました。

和のしつらえの美しい印象がありましたが、
改めて見学してみると、灯りの美しさ、
光の取り入れ方がその雰囲気をつくり出していることに
気付かされました。

谷崎潤一郎氏の随筆、「陰翳礼讃」にあるように、
絶妙な光の操り方によって、あの静けさが醸し出されているのだと感じます。

障子越しの日の光、赤と青に色分けされたタイルの壁を照らす灯り、
天井からの和紙を通した照明器具の光、
そしてニューススタンドの、古き良き日本の光と影のたたずまいに、
日本を代表するホテルとしての風格が宿っていました。

この9月より、取り壊される本館。なんだか少し、残念です。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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