話が先月のことになってしまいますが、
芸能界のおめでたいお話で、北川景子さんという
女優さんの結婚会見はご記憶にある方も多いかと思います。
会見の最後の写真撮影で、お決まりの、
左手の薬指に輝く婚約指輪をお顔の隣に添えるポーズをなさっていました。
その時に感じたこと。
その日の衣裳は花嫁を思わせる純白のレースのドレス。
そしてハリーウィンストンの最高品質のダイヤモンドが輝く指。
単純に、手がアップになる画像が多くの人の眼に触れるなら、
ネイルの色は何色にしようかとメイクアップアーティストの方も考えられたと思うのですが、
その日の北川さんの爪は、小学生の時の「衛生検査」に備えたようにきっちり切りそろえられ、
透明なマニキュアだけが塗られていました。
そのそぎ落としの潔さに、透明感と清潔感とが感じられ、
色のない「色」の美しさに久しぶりに心が動きました。
どうぞ末永くお幸せに。